6月5日は「環境の日」です。これは、1972年6月5日から開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたもので、環境基本法でも6月の1カ月間を「環境月間」と定めています。この機会に、環境保全活動を行う意欲を高め、身近な環境の現状を知り、地球温暖化対策など環境改善のためにライフスタイルを考えてみましょう。
◆身近なエコの取り組み
地球温暖化の原因となっている二酸化炭素排出の削減につながる行動や、エコにつながる簡単な取り組みを紹介します。どれも今すぐ始められるので、今日から実践してみましょう。
(1)エアコンで節電
冷房は28℃、暖房は20℃を目安に設定しましょう。冷房の設定を1℃高くすると約13%、暖房の設定を1℃低くすると約10%の消費電力の削減になります。また、2~3週間に1度はフィルターの清掃をしましょう。フィルターが汚れていると、冷暖房ともに4~6%の消費電力の悪化につながります。
(2)洗濯物はまとめ洗い
洗濯物は洗う回数を減らしましょう。洗濯物を少ない量で何度も回すのではなく、8割程度まで入れた状態で回すようにしましょう。汚れがひどくないときには「スピードモード」を使用するのも、消費電力削減につながります。
(3)食品ロスを無くす
国民一人当たりの1日の食品ロス量は茶わん1杯分で、年間にすると約42キログラムが捨てられています。ごみの量が多くなる分、焼却で使用する電力が増えます。食べ切れないほどの食材の購入を避けるなど、簡単なことから実践しましょう。
◆より良い未来のために
一人ひとりがエコに取り組むことは、家計にも優しく、自然を守ることにもつながります。
今よりも少しだけエコを意識し、できることから始めていくことが大切です。
→環境課
【電話】88-9130
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