◆警戒レベルに沿ってマイタイムラインを考えよう!
昨年7月14日夜から16日にかけて降り続いた記録的な豪雨により、秋田県内では多くの深刻な被害がありました。井川町においても、住宅への浸水や道路の冠水、道路の崩落などの被害が発生したことが記憶に新しいです。6月下旬に梅雨入りしたこともあり、これから雨が多くなる時期です。また、梅雨明け後も台風の発生などによって大雨となる可能性もあります。大雨による水害に備え、いま一度、災害時にとるべき行動を確認し、「自分の命も、家族の命も自ら守る」という意識を持つことが大切です。
◇マイタイムラインとは?
地震とは異なって、雨のように事前に予測ができる進行型災害が発生した際に、「いつ/何をするのか」を整理した個人の防災計画のことです。
例えば、大雨で河川の水位が上昇した場合に、一人ひとりがとる防災行動を時系列に、そして警戒レベルに沿って整理しておくことで、急な判断が迫られる災害時に、自分自身の行動のチェックリスト、行動判断のサポートとして役立てることができます。
◆事前の知る・気付く・考えるで、いざという時の行動するをスムーズに!
ハザードマップ等から住んでいる地域の水害リスクや防災情報を「知る」こと、避難行動に向けた課題などに「気付く」こと、そしてどのように行動するかを「考える」ことで、災害時スムーズに「行動する」ためのマイタイムラインが完成します。
日常的に「知る→気付く→考える」習慣づけをし、災害時に正しい判断のもと、的確な行動がとれるよう、家族で話し合うなどの準備をしておきましょう。
◇いつ
・台風の予報が出たら
・避難判断水位に達したら
・大雨・洪水警報が出たら
・緊急速報メールを受信したら など
◇何を
・どう避難するか
・家族の安否を確認
・携帯電話を充電
・水位を確認
・祖父の薬を準備
・近所に声がけ
・避難の開始 など
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