■健康増進センターから 特定健診で年1回の健康チェック
特定健診は、生活習慣病のリスクを高める「メタボリックシンドローム(※)」の予防に着目した健康診査です。
※メタボリックシンドローム…お腹周りの内臓に脂肪が蓄積した「内臓脂肪型肥満」に加え、高血圧や高血糖、脂質異常のリスクが二つ以上ある状態のこと。放置すると、糖尿病や脳卒中などの生活習慣病を引き起こすリスクが高くなります。
○特定健診のメリット
・無料で健康状態をチェックできる
・年1回継続して受診することで、異常が見つかっても重症化する前に治療ができる
・生活習慣病を予防し、将来の病気や介護のリスクを減らすことができる
対象:大仙市国民健康保険に加入している40歳から74歳までの方
検査項目:身長、体重、腹囲、検尿、問診、血圧測定、医師診察、血液検査など
受診券:前年度受診者、申し込み者には、5月ごろに「大仙市国保令和6年度特定健(検)診各種健(検)診受診券」が届きます。
注意事項:
・特定健診の受診は年度内1回のみです。
※人間ドック助成と特定健診は、併用できません。
・通院・治療中の方も特定健診の対象者です。
○30・35歳の血液健診
対象:令和6年度に30歳、または35歳になる方
検査項目:身長、体重、問診、血圧測定、血液検査(予定)
健診料:2千円(予定)
○大仙市はメタボが多い!?
令和4年度特定健診受診者におけるメタボ該当者の割合(国・県との比較、年代別)
出典・KDB帳票_地域の全体像の把握(令和4年度累計)
市の特定健診受診者のうちメタボ該当者の割合は、国や県と比較して高く、特に男性の割合が高くなっています。年代別にみると、男性では60歳代で最も高く、女性では年齢とともに高くなっています。
いつまでも元気でいるために、若いときからの健康管理が大切です。
○亡くなる原因の半数近くが生活習慣病
令和4年死因別死亡割合(大仙市)
出典・令和4年人口動態統計(厚生労働省)
がん、心疾患、脳血管疾患は「3大生活習慣病」といわれ、亡くなる原因の半数近くを占めています。偏った食生活や運動不足、睡眠不足、喫煙、ストレスなどの積み重ねが原因で発症します。
■みそ汁、しょっぱいかも…自宅のみそ汁の塩分を測ってみませんか
健康増進センターでは、みそ汁の塩分測定を行っています。
薄味に気を付けていても、知らず知らずのうちに高塩分になっていることも…。普段食べているみそ汁を持ってきていただくと測定できます。希望する方は事前にご連絡の上、お越しください。
問い合わせ:健康増進センター
【電話】0187-62-1015
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