■マレーシアサバ州政府が視察・研修 大仙バイオマスエナジーの発電事業を学ぶ
マレーシアサバ州の環境関連部局員7人が3月13日、大仙バイオマスエナジー(協和)を視察しました。この視察・研修は、(一社)あきた地球環境会議とマレーシアサバ州政府が交わした基本合意の一環で実施。環境保全や循環型社会形成、SDGs達成、プラスチックごみの排出が多い同国の意識・行動変容の促進を目指して行われました。局員らは、日本の森林の有効活用やCO2削減効果のほか、製材所で発生し捨てられていた製材端材などを燃料として利用する木質バイオマス発電の仕組み、発電余熱を利用した地域貢献など、SDGsにつながる取り組みを学びました。
■須田福児さんがチャンピオン大会優秀賞 NHKのど自慢チャンピオン大会2024
須田福児さん(仙北)が2月24日に東京・NHKホールで行われた「NHKのど自慢チャンピオン大会2024」に最高齢の81歳で出場し、優秀賞を受賞しました。
須田さんは、昨年10月に大曲市民会館で行われた「NHKのど自慢」に出場し優勝。2023年に誕生した45組のチャンピオンのうち13組によるチャンピオン大会2024に選出されました。選曲は「長崎の鐘」(藤山一郎)。「母が歌っているのを幼い頃から聴いていて覚えていた。母を思い、平和を願い、そして聴いてくれた人への感謝を込めて歌った。大仙から応援に来てくれたみんなの笑顔に勇気づけられた」と話してくれました。
■デジタル技術による花火産業推進のため 大仙市とぷらっとホーム株式会社との連携協定締結式
市とぷらっとホーム株式会社(鈴木友康代表取締役社長・大曲地域出身)との連携協定締結式が3月19日、大曲庁舎で行われました。
今回の協定は、同社から「花火産業推進においてのデジタル技術活用という観点で貢献したい」とお声掛けをいただいたことがきっかけとなり、締結に至ったもの。
老松市長は、「今後、さまざまな分野における「大曲の花火」のブランド力の活用について連携していく。デジタル技術についての知見やノウハウを提供いただきながら、花火産業のさらなる可能性を追求していきたい」と話しました。
■秋田県代表として大仙市から全国大会へ 軟式野球チーム「こべっつ」全国大会出場
太田地域を拠点に活動する軟式野球チーム「こべっつ」が5月18日から愛知県で開催される「第46回東日本軟式野球大会(2部)」に秋田県代表として出場します。
同チームは、昨年秋に北秋田市で行われた県大会(2部)で優勝。初の全国大会出場を決めました。キャプテンの飯塚翔太さんは「全国の舞台で、持ち味の守備から流れを作って得点につながる野球を発揮できるように全力で臨みたい」と意気込みを話してくれました。同チームは、昨年の第54回全県おはよう野球でも初優勝しており、全国大会での活躍が期待されます。
■私たちが「今」と「未来」のため何ができるか 大仙市SDGs未来都市シンポジウム
「大仙市SDGs未来都市シンポジウム」が3月12日、仙北ふれあい文化センターで行われ、会場とオンラインを合わせて約250人が参加しました。
シンポジウムは、SDGsの実現に向けた市全体の機運を高め、さらなる推進を図るために行われたもの。当日は、杉本薫さん(一般社団法人秋田県SDGs協会会長)と久米川華穏さん(横手高校3年(当時)・神岡)による基調講演のほか、お笑いコンビのねじとフリーアナウンサーの真田かずみさん(大仙市出身)によるクイズを交えたトークセッションを開催。私たちの身近にある取り組みなど、SDGsの基本を学び、「今」と「未来」のために何ができるのかを考える機会となりました。
■元気に帰ってきてね サケの稚魚放流式・花館産サケを使った給食を提供
今シーズン最後の「サケの稚魚放流式」が4月12日、玉川橋下流右岸で行われました。
同事業は、地域の人々が守ってきた自然環境や、身近な川で繰り返される命の営みを子どもたちに知ってもらい、継承することを目的として行われています。
当日は、花館、四ツ屋、内小友、神岡の4小学校の児童121人が、「大きくなって帰ってきてね」「元気で帰ってくるのを待ってるよ」などの声を掛けながら稚魚約8万匹を優しく放流しました。
また、当日は花館のサケを使った給食を初めて提供。雄物川鮭増殖漁業生産組合と(株)長沼商店の協力により、市内の全小・中学校にサケ餃子11,550個が提供されました。
■大曲南中学校生徒会が日本環境教育学会賞(最優秀賞)を受賞 小中学生によるカーボンニュートラルな社会づくり提案プロジェクト
2023年度「2050年の社会とわたしたちのくらし」アイデア募集(日本環境学会主催)で、大曲南中学校生徒会(今野寛人さん、伊藤旬里さん、古谷美結さん、最上東陽さん、伊藤綺奏さん(現在は高1)、武部希空さん(現在は中3))が最優秀賞、小玉悠翔さん(現在は中2)が優秀賞に輝きました。
2050年に世界がどうなっていたらいいと思うか、どんなことで地球温暖化を和らげ、炭素を限りなく排出しない社会ができるかを同学会が募集したもので、全国から70件の応募がありました。
生徒会は「農業×アパレルで目指す循環型社会」と題し、枝豆の茎や葉を生地に、廃棄された米をボタンに活用して地元企業とスーツを作り、循環型社会と地域活性化を目指すもの。小玉さんは、雪をきれいな水に変えたり電気を生み出したりする機械を備えたエコハウスを設計し、そこで暮らす「冬での生活」を考案しました。
■訂正とおわび
広報だいせん日和4月号20ページに掲載した「秋田BPO大仙ブランチの開設に伴う立地協定締結式」の記事に誤りがありましたので、訂正しおわびします。
誤:株式会社プレステージインターナショナル
正:株式会社プレステージ・インターナショナル
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