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自治体の皆さまへ

大局観(たいきょくかん)で今を…

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秋田県横手市

市職員の度重なる不祥事について、ご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。信頼回復にむけて、全力で取り組みます。
4月下旬、民間の有識者でつくる『人口戦略会議』は若年女性の人口減少予測から見た地方自治体の持続可能性について分析し、横手市は『消滅可能性自治体』とされました。これまでの市政懇談会でも若者の働く場の確保として企業誘致や出会いの場の創出、子育て支援充実などの取り組みを話してきました。
今年も6月18日の横手地域を皮切りに市政懇談会を開催し、消滅可能性自治体は警鐘の一つと受け止め、豊かに暮らせる基盤を常に整えていきたいと思っていますので、ぜひご参加ください。
さて、現代の物流は道路が中心ですが、江戸時代から明治時代にかけて、大量の物流は北前船(きたまえぶね)などの舟運(しゅううん)によって行われていました。日本海側の地方が稲作に適した気候に恵まれていたことや北前船の航路として栄えていたことにより、明治時代中期の人口全国一位は新潟県でした。その後、日露戦争で北海道海域が危険になったことや鉄道の整備により、東京へ人や物などが集中していきました。
物・仕事の流れでいとも簡単に人の流れは変わり、地域の富は大都市に吸収され、用済みになると地域は衰退していきます。横手市と大都市が共存共栄できるよう、市政に取り組んでいきます。

▽北前船
大阪と北海道を日本海回りで商品を売り買いしていた商船の総称。対馬海流に乗って北上し、北風を利用して南下した。

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