令和6年度潟上市の予算

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令和6年度潟上市の予算　総額155億1,800万円

ふるさと潟上の将来を見据えた「稼げる力」「支える力」「考える力」を政策の柱とし、市民が幸せを実感し、誇りや生きがいをもって暮らせる魅力あるまちづくりを推進します。
令和6年度は、これまで推進してきた子育て世代への支援、定住・移住の促進、産業振興などの施策に加え、令和5年7月の大雨被害を教訓とする地域防災力の強化にも力を入れた積極予算としました。
ここでは、目玉となる新規・拡充事業をご紹介します。
このほかにも新規・継続・拡充している事業がありますので、市ホームページをご覧ください。

■稼げる力　7億9,228万7千円
▽農業の担い手育成と確保
・(新規)経営発展支援事業費補助金　1,390万9千円
新規就農者の就農後の経営発展のため、必要な機械・施設の導入を支援します。
・(新規)農業経営確保・育成支援事業費補助金　30万円
農業法人の確保・育成を図るため、設立間もない農業法人の活動経費等を支援します。
・(新規)秋田アグリフロンティア育成研修事業費補助金　90万円
研修活動を奨励するため、秋田アグリフロンティア育成研修生を支援します。
▽エネルギー価格高騰支援
・(新規)新規潟上市物流事業者エネルギー価格高騰緊急支援事業　234万円
エネルギー価格高騰などにより厳しい経営状況が続く市内物流関連事業者の負担軽減を図るため、運営費かかり増し分の一部を支援します(本紙8ページ参照)。
▽誘客と特産品等の販売促進
・(新規)ふるさと応援大使事業　31万1千円
市の情報や特産品等を全国に宣伝し、本市の知名度とイメージの向上を図るため、各分野で活躍している方を潟上市ふるさと応援大使として委嘱します。
・(新規)特産品等販売促進事業　1,062万9千円
地域おこし協力隊を1人任用し、特産品の開発・発信活動をするほか、秋田中央地域地場産品活用促進協議会の事業へ参画します。

■支える力　91億4,163万円
▽健康づくりの推進
・(拡充)集団レディース検診事業　235万3千円
市内3か所で子宮頸がん検診および乳がん検診の集団検診を実施します。
▽感染症予防対策
・(拡充)帯状疱疹ワクチン予防接種事業　488万7千円
帯状疱疹の発症予防と、帯状疱疹発症後の後遺症予防や症状の軽減を図るため、帯状疱疹ワクチン予防接種(任意接種)費用の助成対象年齢を65歳以上から50歳以上に引き下げます(本紙18ページ参照)。
▽子育て支援の充実
・(拡充)かたがみ未来子育て応援事業　3,195万円
子育て世帯のライフステージ(出生および小・中学校入学時)に応じた支援に加えて、新たに在宅の子育て家庭を応援し保育環境の充実を図るため、「在宅子育て応援金」を給付します(本紙9ページ参照)。
・(新規)子ども食堂支援事業　39万4千円
子どもたちが食育と地域コミュニティを通じて健やかに育つことができるよう、市内で活動している子ども食堂の運営団体を支援します。
・(新規)産前産後家事ヘルパー派遣事業　118万6千円
妊産婦および乳児のいる家庭を対象に、体調が変化しやすい産前産後の育児負担の解消を図り、子どもを産み育てやすい環境づくりを推進するため、家事支援事業者を自宅に派遣し、家事支援等を行います(本紙9ページ参照)。
・(新規)低所得妊婦の初回産科受診料支援事業　10万円
低所得の妊婦の経済的負担軽減を図るとともに、妊婦の状況を継続的に把握し、必要な支援につなげるため、初回の産科受診料の費用を助成します(本紙9ページ参照)。
・(新規)子育て世帯訪問支援事業　152万5千円
虐待リスク等の高まりを未然に防ぐため、要支援・要保護児童およびその保護者、特定妊婦等(支援を要するヤングケアラー含む)に対し、家事支援事業者が訪問し家事の支援等を行います。
・(拡充)給食費助成事業　570万6千円
未就学児童を養育する世帯の経済的負担を軽減するため、幼稚園、保育所等を利用する潟上市在住の3歳以上児の給食費を全額助成します(本紙9ページ参照)。
▽定住・移住の推進
・(新規)潟上さーくる事業　58万1千円
県外で暮らす潟上市出身の若者を応援するため、首都圏で交流できる場を提供し、参加者と潟上市や市内企業をつなぐことで、関係人口の創出を図ります。
・(新規)奨学金返還助成金　140万7千円
若者の市内回帰・定着の促進および市内事業所の人材確保のため、県内就職者に対する奨学金返還助成を実施します(本紙8ページ参照)。
▽災害対策
・(新規)道路冠水対策備品整備事業　5,886万9千円
激甚化・頻発化する大雨に伴う道路冠水被害の軽減を図り、早期の通行再開を可能にするため、可搬式排水ポンプシステムを購入し、災害への対応力を強化します。
・(新規)WEBハザードマップ作成事業　406万4千円
災害への対応力強化を図るため、津波・土砂災害等の警戒区域を記載したWEBハザードマップを作成します。

■考える力　2億1,651万円2千円
▽市民参画と多様性に満ちた社会づくりの推進
・(新規)Z世代による市政参画の場の創出　41万5千円
まちづくりに関し、特に関心が薄いとされるZ世代(高校生・大学生等)の市政参画を促し、市の課題等に対し若年層の視点による柔軟な発想を取り入れます。
・(新規)パートナーシップ制度推進事業　11万2千円
多様性に配慮したまちづくりを推進するため、パートナーシップ宣誓証明制度の整備を行います。
▽行政サービスのデジタル化の推進
・(新規)議会用タブレット端末機器導入事業　500万1千円
議会運営のペーパーレス化による経費節減および情報伝達の迅速化を図るため、市議会議員用タブレット端末を導入します。

■潟上市の歳入歳出

問合せ：財政課
【電話】853-5307