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鹿角市議会 9月定例会行政報告(2)

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秋田県鹿角市

■ごみ処理の広域化
「秋田県ごみ処理広域化・集約化計画」で定められた広域化の可能性を検討するため、鹿角広域行政組合を構成する本市と小坂町に、大館市を加えた2市1町で担当者会議を立ち上げ、7月24日に1回目の会議を開催しました。
今後、ごみ処理広域化に向けた課題整理のほか、広域化の手法やスケジュール、コスト試算などの調査を行いながら、広域化の可能性を検討していきます。

■野生イノシシにおける豚熱の発生
8月20日、21日に捕獲された野生のイノシシ2頭について、8月28日の県による検査の結果、豚熱ウイルスの感染が確認されましたが、捕獲場所から半径10キロ内の養豚場では異常がないことが確認されました。市では、ホームページでの感染防止の注意喚起のほか、引き続き、関係機関と連携し、防疫体制の強化に努めていきます。

■夏祭りの入り込み状況
今年は平日開催となった花輪ばやしは、入り込み数が19万8千人となり、土日開催で22万5千人の入り込みとなった昨年には及ばないものの、これまでの誘客促進のための情報発信や、祭り展示館での定期的な実演披露により、駅前行事を中心に、多くの観覧客で賑わいました。
毛馬内盆踊りは、一般の踊り手の参加に加え、地元団体による大太鼓や語り部による伝説の披露などが行われ、入り込み数は1万4千人となりました。
このほか、花輪ねぷたは2万5千人、大湯大太鼓まつりは800人の入り込み数となり、夏祭り全体では、昨年と比較して約1割の減でした。

■観光アクセスの充実
8月1日から、八幡平エリアの志張温泉と八幡平山頂間で、NPO法人「コンビゴーレ八幡平」による自家用有償旅客運送を開始しました。8月26日までの乗車人数は115人で、岩手県側からの入り込みにもつながることから、八幡平エリアの交通手段として定着化を図っていきます。

■JR花輪線の利用促進
盛岡方面の沿線住民から、秋田県側の花輪線沿線の観光スポットなどを知ってもらい、花輪線の利用につなげるため、花輪線を利用したツアーを実施しました。
7月26日、27日には、小坂町などの協力のもと、「ブルートレインあけぼの」に宿泊するツアーを実施したほか、9月8日には北限の桃狩りと大湯環状列石をめぐる日帰りツアーを、9月29日には八幡平山頂の草紅葉の鑑賞と後生掛温泉入浴をセットにしたツアーを実施しています。
引き続き、関係機関と連携して、花輪線利用と周遊観光を促進していきます。

■葛飾区四つ木地区との都市農村交流
都市農村交流事業の開始から40周年の節目を迎え、市内小学校の児童22人などが、7月26日から29日まで、東京都葛飾区四つ木地区を訪問し、伝統産業である布バッグの絵付け体験や鉛筆工場の見学のほか、よつぎ小学校児童との交流、ホームステイなどを体験しました。
一方、8月17日から20日まで、よつぎ小学校の児童20人などを受け入れ、かづの牛の放牧見学や桃の収穫、トラクターなどの乗車体験といった農業体験のほか、花輪ばやし子どもパレードへの参加や史跡尾去沢鉱山の見学など、本市ならではの体験を通じて、本市に愛着を持ってもらう機会になったものと考えています。

■第77回十和田八幡平駅伝競走全国大会
8月7日に開催し、男子13チーム、女子3チームが真夏の鹿角でタスキをつなぎました。男子の部は、本市出身の高橋健一(けんいち)氏が監督を務めた東日本実業団陸上競技連盟が2年ぶりに優勝し、同じく本市出身の松宮祐行(ゆうこう)氏が監督を務めた北陸実業団連盟が5位入賞を果たしています。
また、女子の部は2年ぶりの開催で、東北福祉大学から3チームが出場し、熱戦が繰り広げられました。

問合せ:総務課 行政班
【電話】30-0203

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