■生ごみを減らすには
▽生ごみについて
可燃ごみは、家庭から出るごみの中で最も多く、ごみ全体の約70~80%と言われています。特に生ごみは、可燃ごみの約30~40%を占めており、そのうち生ごみの約80%は水分であると言われているため、この水分を減らすことで、効果的な可燃ごみの減量につながります。
▽生ごみの水分減量方法
家庭でも簡単にできる方法を実践してみましょう。
(1)ネットなどに入っている生ごみなどを絞り、しっかり水を切る。
(2)野菜などは、洗う前に皮をむき、乾いた調理くず用の入れ物を用意するなど、使わない部分は最初からぬらさない。
(3)野菜くずやお茶がら、ティーパックなどは、乾かしてから捨てる。
水分量を減らすことによって、ごみの減量化だけでなく、悪臭やカビの抑制、ごみ収集車の燃費向上、焼却場の燃焼効率の向上などの効果があり、地球温暖化対策にもつながります。
▽食品ロスの減量
生ごみを減らすには、食品ロスを減らすことも重要です。食品ロスの原因として、料理の作りすぎや食材を使い切れず傷ませてしまうことがあげられます。次のことに気を付けて、食品ロス削減を心掛けましょう。
・家にある食材などを確認し、大量買いはせずに使い切れる分だけを買い、賞味・消費期限内に消費する。
・食べ残しを防ぐため、人数に見合った量を作る。
※消費者庁では、残った料理のリメイクレシピなど、さまざまな削減方法を紹介しています。
これからの時期は、帰省など人が集まる機会が多くなり、ごみの増加が予想されます。この機会にごみの減量に挑戦してみませんか。
また、市では、ごみに関する出前講座を実施していますので、ぜひご利用ください。
問合せ:生活環境課環境推進班
【電話】30-0224
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