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自治体の皆さまへ

《特集2》地域運営組織(RMO)をご存じですか?(4)

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■児童・生徒を事件・事故から守る 地域住民パトロール
【活動団体】
小泉小校区やさしいまちづくり運営委員会(北海道北見市)

【取組内容】
「地域の安全は地域で守る」ために町内会・学校関係者・地域住民に呼びかけ、「安全で安心なやさしいまち」にすることを目指し、地域住民と児童生徒を犯罪や事故などから守るための「地域住民パトロール」を実施しています。
毎日登下校の時間帯に実施する児童の見守りや徒歩によるパトロールのほか、不審者情報に基づき校区内を巡回する青色防犯パトロールを行っています。

■地域のファンづくり 農業レストラン
【活動団体】
清流と山菜の里ほその村(山形県尾花沢市)

【取組内容】
住み慣れた地域で楽しく住み続けるため、集落の地域資源を活用した四季折々の交流事業を開催し、交流人口を増やすとともに、「にぎやかな田舎」づくりに挑戦しています。
農家レストラン「蔵」では、そば打ち体験などのイベント後に、参加者と住民との交流会を開催し、顔の見える場を創出することで「地域のファンづくり」を目指しています。
また、農産物加工施設「母ちゃん広場」では、地元の野菜や山菜を漬物に加工して、道の駅や市外の産直市などで販売し、自己収入の確保につなげています。

■きれいな地域を目指して 資源ゴミ回収事業
【活動団体】
本地地域力運営委員会(愛知県瀬戸市)

【取組内容】
ごみ処理施設の老朽化等を背景とした地域におけるゴミ減量意識の高まりと、事業収入を確保することによって地域団体としての自立を目指すため、令和3年度から「資源ゴミ回収事業」を実施しています。
令和5年12月時点で、3拠点に回収ボックスを設置して運用しており、回収効率向上のため、地域外からの持込み搬入も受入れています。
また、資源回収事業により回収した紙類を溶かして紙すきを行い、再生した紙ではがきを作る行程を体験してもらうことで、参加した子ども達に資源回収への興味を持ってもらうことを目的とした「紙すき体験教室」を開催しています。

■困っている人を助けたい 地域の車「みなクル号」
【活動団体】
採銅所地域コミュニティ協議会(福岡県香春町)

【取組内容】
採銅所地域では、地域内公共交通バスの廃路に伴い、これまで以上に通院や買物が不便となり、年々増加する独居の高齢者の外出の機会が減っていました。交通支援の必要性は、地域づくり計画の中でも重点取組みとされ、協議会での検討が始まりました。
協議会のつなげる部会の有志で勉強会を重ね、現在は、地域で車を共同所有するシェアカー制度をつくり、会員が維持経費を出し合って、管理運営をおこなっています。この車は、みんなの車「みなクル」の愛称で、見守り巡回事業も合わせて地域の安全も担っています。

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