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地方のかがやき 愛媛県 松山市(2)

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◆TOPICS 01避難計画を簡単に作成できるツールで「逃げ遅れゼロ」を目指す
デジタル版 マイ・タイムライン

マイ・タイムラインとは大雨や台風の際、どのように行動するべきか、整理しておく市民一人ひとりの防災行動計画です。
「逃げ遅れゼロプロジェクト」を進める松山市では令和3年にマイ・タイムラインを記入できるシートと防災マップを市内の全戸に配布し、昨年 4 月にはスマートフォンやタブレットでタイムラインを簡単に作れる「松山市マイ・タイムライン防災アプリ」の運用を始めました。
アプリケーションで作成したタイムラインは、自分が住む地域の災害リスクや避難場所の位置を確認して警戒レベルごとにとるべき行動などを入力でき、家族と共有して、いざというときの安否確認にも利用できます。
学校や福祉施設などでもマイ・タイムラインの普及に努め、アプリケーションの登録者は順調に増えています。

・5段階の警戒レベルに応じた防災情報などをプッシュ通知で受け取れる。警戒レベルは色の違いによりひと目で分かる。
・令和元年度から全世代型防災教育に取り組んでいる松山市では、市立中学校の約4,000人の生徒がウェブ版マイ・タイムラインを作成した。
・工事は順調に進み、予定より約半年早く完了することに。7月11日に本館全館で営業を再開。6月18日~7月10日は臨時休業。
・工事中の本館を覆う素屋根テント膜を画家の大竹伸朗さんが作品化。撤去後、小学校に寄贈され、学校用テントとして利用される。
・「日比野克彦×道後温泉 道後アート2019・2020『ひみつジャナイ基地プロジェクト』」で生まれた多様性を認め合うための交流拠点。

◆TOPICS 02 シンボル的な建物の全館が営業再開
道後温泉本館が全館営業再開

人気温泉地・道後温泉。そのシンボルが道後温泉本館です。道後鉄道の開設や松山城の保存などに功績のあった道後湯之町(昭和19年に松山市に編入)の初代町長・伊佐庭如矢(いさにわゆきや)が「100年先によそがまねできないものを」という志をもって明治 27 年に現在の3層楼の建物に改築し、130年を迎えます。

・蜷川実花さんの「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉中庭インスタレーション」
※展示は令和6年7月10日まで

・市役所ロビーに掲出される平成12年の「だから、ことば大募集」市長賞受賞作。この「ことば」がもとになり、「この街で」という曲が作られた。
・市の中心部の大街道(おおかいどう)商店街で行われる俳句甲子園の全国大会。5人の高校生がチームとなり、作る力、鑑賞する力を競い合う。
・松山市を舞台とする劇場アニメ『がんばっていきまっしょい』。「聖地巡礼」による活性化が期待されている。

◆TOPICS 03 「ことば」を市内各所に掲出、「俳句甲子園」や「群読」コンクールを開催
「ことばのちから」によるまちづくり

豊かな文学的土壌に恵まれた松山市は、「ことばのちから」で文化振興や地域活性化、まちをPRするまちづくりを進めています。
令和2年に実施した「だから、ことば大募集」では、全国から22,440点もの作品が寄せられ、その中から選出した「ことば」を空港や港、ロープウェー街など市内各所に掲出しています。
また「俳都」を宣言している松山市は自由に投函できる俳句ポストを市内に80 か所以上設置するとともに投稿サイト「俳句ポスト365」を運営しています。毎年8月に高校生が俳句の力を競う俳句甲子園は今や夏の風物詩となり、複数の人が心と声を合わせ朗読する「群読」もコンクールとして、毎年、開催しています。
昭和63年創設の「坊っちゃん文学賞」については平成7年の大賞受賞作、敷村良子さんの小説『がんばっていきまっしょい』が劇場版アニメーションとして今秋、公開されることになり、これに合わせ、アニメツーリズムを計画しています。

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