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【tsulunos PLUS】+ネーチャー いきものスケッチ

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群馬県

群馬で見られる動植物の特徴や生態を紹介します。

■シベリアから訪れる冬の旅人 県内では多々良沼(たたらぬま)に飛来
“冬の旅人”として日本各地に飛来する白鳥。日本には越冬のために飛来し、春になるとシベリアに戻ります。県内では館林市と邑楽町にまたがる多々良沼などで観察できます。白鳥の中でも多々良沼に飛来するのは主にコハクチョウ。成鳥は白で、幼鳥は灰色。幼鳥は夏にシベリアで生まれてから大人と一緒に日本に飛んできます。

○コハクチョウ-小白鳥-
特徴:体長は約120センチメートル。シベリアで生息し、はるばる4千キロメートル以上を飛んで日本にやって来て、西日本も含めて多くの地域で観察できます。オオハクチョウと似ていますが、やや小型で、くちばしの色や形に違いがあります
・詳細図は本紙をご覧ください

○会える場所
・昭和53年から多々良沼に飛来
・ガバ沼を中心に観察できる
・多々良沼では西側のガバ沼を中心に、3月上旬まで観察できます。最も多く観察できるのは1月下旬~2月上旬。毎年1月には「白鳥まつり」が行われます

○観察のコツ
・野鳥は素手で触れない
・靴の裏のふんにも注意
野鳥は鳥インフルエンザなどの病原菌を持っている可能性があります。観察する際は、素手で触れないようにしましょう。靴でふんを踏んでしまうことにより、ウイルスが他の地域に運ばれる恐れもあるので、必要に応じて消毒を行ってください。

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