群馬県において、令和11年に第83回国民スポーツ大会・第28回全国障害者スポーツ大会(愛称「湯けむり国(こく)スポ・全スポぐんま」)の開催が内定しています。
また来年1月には、第79回国民スポーツ大会冬季大会スケート競技会(スピード)(愛称「伊香保国スポ2025(ニーゼロニーゴー)」)が開催されます。
今回は湯けむり国スポ・全スポぐんまの準備状況と、伊香保国スポの見どころなどを紹介します。群馬にアスリートが集結する機会です。皆さんも一緒に応援しましょう!
■46年ぶりに国スポ・全スポが群馬にやってきます!
群馬県での国スポ・全スポの開催に向けて
県スポーツ局長の間々田さんに話を聞きました
▽県が目指す大会の姿
県では「県スポーツ推進計画」において「県民誰もがスポーツによって、自己実現を図り、健康で活力ある群馬県を創生する」を基本理念としています。湯けむり国スポ・全スポぐんまの開催は、その理念を体現する絶好の機会です。また大会の開催基本構想では下の図にある3つの項目「新しいスタンダード」「未来につなぐ」「アクティブぐんま」と、それを貫く「共生社会の推進」を合わせた4つの柱により準備を進めています。
▽5年後の開催に向けて「する」「みる」「ささえる」という形で大会に参加を
湯けむり国スポ・全スポぐんまでは、全国から集まる選手たちによる熱戦が繰り広げられ、感動や幸福感を与えてくれることでしょう。より一層、この大会を楽しむためにできることは、スポーツを「する」「みる」「ささえる」ことです。例えば、地元のスポーツのイベントやボランティア活動に積極的に参加すること、大会に関する情報を発信し周りの人たちに広めることも、その一歩です。
▽大会を成功に導くために
「湯けむり国スポ・全スポぐんま」まで、あと5年です。大会を迎えるに当たり、県全体で一丸となり、大会の成功に向けて歩みを進めましょう。県民の皆さんのご協力を心よりお願い申し上げます。
県スポーツ局長
間々田祐美子(ままだゆみこ)さん
●目指す4つの柱
▽新しいスタンダード
コンパクトながらも中身を重視した、新しい形の大会
▽未来につなぐ
アスリートのチャレンジを応援することで、未来につながる競技力を追求する大会
▽アクティブぐんま
県民の誇りを育むとともに、スポーツを通じた地域の活性化につなげる大会
▽共生社会の推進
さまざまな立場や状況の人が集まり、共にスポーツを楽しめる環境の構築
■公募で選ばれた大会愛称 『湯けむり国スポ・全スポぐんま』
群馬県には全国屈指の温泉があります。
温泉の「湯けむり」のように、
熱気が湧き上がる熱戦が
繰り広げられてほしいという
思いが込められています
▽国体から国スポへ
昭和21年から毎年、各都道府県の持ち回り方式で開催されている国内最大のスポーツの祭典です。冬以外に開催される本大会と冬季大会に分かれ、総合的な競技結果は、都道府県ごとの順位で表します。
今年、佐賀県で開催される大会から名称が「国民体育大会(略称:国体)」から世界で広く用いられている「スポーツ」という言葉を使い「国民スポーツ大会(略称:国スポ)」に変わりました。
▽全国障害者スポーツ大会(全スポ)
毎年、国スポを開催した都道府県で開催する全国的な障害者スポーツの祭典です。
▽開催までのスケジュール
5年後の開催に向け、市町村や競技団体などと協力し、さまざまな準備を進めていきます。
▽会場地
多くの市町村が会場地になります!
国スポ・全スポの正式競技などの会場地市町村
※詳細は、本紙またはPDF版をご覧ください。
▽競技種目
国スポ:
・正式競技…陸上競技、水泳など37競技
・特別競技…高校野球(1競技)
・公開競技…綱引き、ゲートボールなど8競技
・デモンストレーションスポーツ…33行事(今後必要に応じて随時追加予定)
全スポ:
・正式競技…陸上競技、バスケットボールなど14競技
・オープン競技…未定
●プレイバック〜あかぎ国体〜
「風に向かって走ろう」をスローガンに昭和58年に群馬県で第38回国民体育大会(愛称あかぎ国体)が行われました。マスコットが登場した初めての国体で「初代ぐんまちゃん」が使われました。
●[HOT TOPIC]大会公式マスコットはぐんまちゃんに決定!!
9月28日(土)、県庁で開催した「ご当地キャラカーニバルin(イン)ぐんま2024(ニーマルニーヨン)」でぐんまちゃんの衣装がお披露目されました。
今後種目ごとのイラストも制作予定です。お楽しみに!!
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