ぐんまちゃんがアシスタントのあかりんと読者の皆さんに「ぐんまの宝物(魅力)」のいいね!を紹介します
・ぐんまちゃん
・あかりん(木暮(こぐれ)あかり)フリーアナウンサー
■vol.1 カスタネット
▽日本の教育用カスタネットはみなかみ町が発祥の地!
日本で初めて、赤と青の教育用カスタネットを作ったのは、みなかみ町にある工房です。昭和22年ごろから生産が始まり、最盛期の昭和50年代には年間200万個以上のカスタネットを製造していました。しかし材料になる木材不足や生産数の減少から、約10年前に工房を閉鎖。そのころ、みなかみ町の森を再生する「赤谷(あかや)プロジェクト」から「間伐材を使ったカスタネットを作ってほしい」と打診され、現在は材質や木目の異なる間伐材を使ったものを生産しています。
・「ぐんまの木だよ〜」
◎案内人
カスタネット工房 冨澤健一(とみざわけんいち)さん
先代である父・捷(すぐる)さんが創業したカスタネット工房(旧プラス白桜社)にてカスタネットを作り始める。間伐材を使ったカスタネット作りの他、出張体験なども行っている
◆ぐんまちゃんのいいね!見つけたよ!
▽「いいね!」カスタネットはみなかみ発祥!
日本の学校で使われていた赤と青の教育用カスタネットは、みなかみ町の小さな工房で職人の手作業により一つ一つ丁寧に作られていました
▽「超いいね!」地元の間伐材で森を守る!!
現在、みなかみ町の「赤谷の森」の間伐材でカスタネットを製作。環境保全につながり、子どもたちに自然や木に興味を持ってもらうきっかけになっています
◆あかりん’s取材後記
▽塗料は安全性に配慮
発注元から色を付けてほしいと注文があり、赤と青に塗ったカスタネット。塗料は小さな子どもがなめても大丈夫なように、安全性に配慮した専用のものを使っていたそうです
◆たくみの里や工房で購入できる商品もあります
▽白木のカスタネットにペンで好きな絵を描く、オリジナルのカスタネット作り体験は工房へ要問い合わせ
問合せ:カスタネット工房
【電話】0278-64-0338
▽間伐材のカスタネットは、たくみの里内「森のおもちゃの家」で購入可能(仕入れ状況による)。伐採数が減少し、今となっては貴重なブナの木のカスタネットもあります
場所:みなかみ町須川996-1
日時:午前9時~午後5時
休館日:火曜日
問合せ:森のおもちゃの家
【電話】0278-25-8777
▽ぐんまちゃんのサイン入りカスタネットを、ぐんま広報8ページ(※本紙参照)の数独クイズの正解者の中から1人にプレゼント!
■動画を見よう!
動画限定!ぐんまちゃんが今回の宝物「カスタネット」の魅力や気になる製造工程などを、あかりんと一緒に詳しく紹介しています!
県ホームページから動画もチェック!(※二次元コードは本紙参照)
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