昨年の本市は7月から高い気温が続き、9月に入っても30℃を超える真夏日が続きました。今年の夏も気温が高い予報となっています。早めに熱中症予防対策を取りましょう。7月は梅雨の合間や梅雨明け後に急激に気温が上がり、熱中症のリスクが高くなります。屋外だけでなく、屋内での熱中症にも注意が必要です。熱中症の危険性が極めて高いと予想される時には、熱中症警戒アラートが発表されます。アラートが発表されたら外出はできるだけ控え、屋外やエアコンなどが設置されていない屋内の運動は中止や延期をするなど、命を守るための予防行動を取ってください。本年度から熱中症警戒アラートの一段上の熱中症特別警戒アラートの運用を開始。広域的に過去に例のない暑さとなり、より深刻な健康被害を生じる場合に、熱中症特別警戒アラートが発表されます。一人一人が熱中症予防行動を徹底し、身近な人への見守りや声かけをしましょう。
■熱中症にならないために
1 喉がかわく前に水分・塩分を補給
2 昼夜問わずエアコンなどで温度調整
3 日中はすだれなどで日差しを和らげるなど工夫する
4 涼しい服装、外出時には日傘や帽子を活用
5 高齢者やこどもなどに気をかける
■熱中症になってしまったら
熱中症の疑いがあるときはすぐに体を冷やしましょう。呼びかけに応えない、自分で水分が取れないなど重症の場合は迷わずに救急車を呼び、待っている間に応急処置をしてください。
1 風通しのよい日陰やクーラーが効いている室内など涼しい場所へ移動
2 ボタンやベルトを外し、衣服をゆるめる
3 体に水をかける、首や脇、太ももの付け根を冷やすなどして体を冷やす
4 意識があり、自分で水分が取れる状態の場合は、冷たいスポーツドリンクなどを飲ませる
問合せ:健康増進課
【電話】027-220-5784
■公共施設や登録店でクールシェア
クールシェアとは、涼しい場所をみんなで分かち合うこと。屋内施設や公園などのクールシェアスポットを活用して、夏を涼しく快適に過ごしてみては。家庭の省エネ効果や熱中症予防も期待できます。
◇家庭での電気使用の多くはエアコン
涼しい場所に集まりシェアすることで家庭の省エネにつながります
問合せ:環境政策課
【電話】027-898-6292
■出かける時はマイボトル!対応店舗を紹介します
飲み物を長時間冷たく保つマイボトルは、これからの暑い時季、熱中症対策に有効です。また、マイボトルの利用は、ペットボトルや使い捨て容器などプラスチックごみの削減につながります。市内では、無料の給水サービスやコーヒー購入時の割り引きなど、マイボトルの利用を促す取り組みが広がっています。
問合せ:ごみ政策課
【電話】027-898-6272
■水分補給には水道水を
水分補給には、安全でおいしい水道水がお勧めです。マイボトルに水道水で作った飲み物を入れて持ち歩けば、ペットボトルなどのごみも減らせます。
問合せ:経営企画課
【電話】027-898-3011
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