こどもの笑顔が輝くまち、前橋。その実現に向けた第一歩として、7月4日に群馬会館(大手町二丁目)でこどもまんなかアクションリレーシンポジウム in 前橋を開催しました。これを皮切りに、こどものまち前橋の実現に向けたさまざまな取り組みを進めます。
■こどもまんなかアクションリレーシンポジウム in 前橋
こどもまんなかアクションリレーシンポジウムとは、こども家庭庁の取り組みの一つで、こどもや子育て世代にやさしい社会づくりを推進する取り組みが全国に広がるよう、自治体が主体となって開催するシンポジウムです。本年度の開催は本市が2番目。
シンポジウムでは、こども政策担当大臣・加藤鮎子氏の基調講演や市長などによるパネルディスカッションを実施。こどもまんなか社会について、意見交換をしました。
◇こども政策担当大臣・加藤鮎子氏が本市を視察
前橋プラザ元気21内こども図書館や子育てひろばのほか、親子健康手帳アプリOYACO plusなどのDX施策を視察しました。
■なぜ「こどものまち前橋」の実現が必要なのか
こどもは社会を元気にするための原動力で、未来を担う大切な存在です。
こどもに関する問題を解決することは、経済の活性化や社会保障制度の充実など、持続可能なまちづくりへとつながります。この認識を市全体で共有するため、「こどものまち前橋」を掲げ、こどもの笑顔があふれるまちを目指して、こども・子育てを最優先に取り組みます。
■こどもたちの声を大切に
こども政策の礎となる、こども基本条例の制定やこども計画の策定を目指し、検討を進めています。こども政策を推進する上で、何より大切なことは、こどもや若者の声を聴くこと。こどもたちが何を感じ、何を必要としているのか、できるだけ多くのこどもたちから意見を聴いた上で、こどもたちにとって最も良いことは何かを考え、政策に反映させます。
そのために、本市ではこどものまち前橋若者会議を立ち上げました。こどものまち前橋若者会議は、こどもや若者の視点ならではの意見を市政に反映させるため、市内の大学に通う7人の委員で構成。それぞれが、こどもたちの未来やこどもたちの役に立ちたいという思いを持っています。シンポジウムに登壇した齋藤さんもその一人。今後、委員は、こどもたちからの意見聴取の方法や条例などの検討、イベントの運営などにも携わる予定です。
■夏休みの自由研究の題材にもオススメ
ー小中学生向けワークショップを開催しますー
「みんなで考えよう!こどもの権利」をテーマに、こどもの権利について、こどもたちに楽しく学んでもらうため、ワークショップを開催。
日時:8月25日(日)9時〜12時
場所:保健センター
対象:市内の小5〜中3、先着20人
申込み:8月21日(水)までに二次元コード(本紙参照)の申し込みフォームで
問合せ:こども支援課
【電話】027-212-0883
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