■新しい認知症観に転換を
新しい認知症観とは、認知症になってもできること・やりたいことがあり、住み慣れた地域で仲間とつながりながら役割を果たし、自分らしく暮らしたいという希望があることなど、認知症の人が希望を持って生きるという考え方。認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らせる社会を目指しましょう。
◇古い認知症観
(他人ごと、他者視点、問題重視、疎外、絶望)
(1)他人ごと、目をそらす、先送り
(2)認知症だと何も分からない、できなくなる
(3)本人は話せない/声を聞かない
(4)おかしな言動で周りが困る
(5)危険重視
(6)周囲が決める
(7)本人は支援される一方
(8)認知症は恥ずかしい、隠す
(9)地域で暮らすのは無理
(10)暗い、萎縮、諦め、絶望的
◇新しい認知症観
(わがこと、本人視点、可能性重視、共に、希望)
(1)わがこと、向き合う、備える
(2)分かること、できることが豊富にある
(3)本人は声を出せる/声を聞く
(4)本人が一番困っている。本人なりの意味がある
(5)あたりまえのこと(人権重視)。自由と安全のバランス
(6)本人が決める(決められるように支援)
(7)本人は支え手でもある。経験者として大切な存在
(8)認知症でも自分は自分、オープンに
(9)地域の一員として共に暮らす(施設入所後も)
(10)楽しい、のびのび、諦めず、希望を
「認知症地域支援推進員活動ガイド(2023年3月版)社会福祉法人浴風会認知症介護研究・研修東京センター」より引用
問合せ:長寿包括ケア課
【電話】027-898-6275
■一人で悩まずibashoで相談
認知症伴走型支援相談所ibasho(いばしょ)で認知症カフェや相談所を開設。日常生活の不安や将来について気軽に話せます。電話でも相談できます。
日時:
〔認知症カフェ〕9月13日(金)13時30分~14時30分
〔相談所(電話相談を含む)〕毎週月水金曜、10時~15時
場所:パークサイドカフェ(朝日町三丁目)
対象:市内在住で認知症の人とその家族や認知症支援に関心のある人、誰かと話をしたい人など
問合せ:三和会
【電話】080-2721-3240
■認知症ケアパスを配布
認知症の進行に応じたケアの流れをまとめた冊子を配布。いつ、どこで、どのような医療や介護サービスが受けられるのか確認できます。
場所:市役所長寿包括ケア課、各地域包括支援センター、各支所・公民館など
問合せ:長寿包括ケア課
【電話】027-898-6275
■国保特定健診未受診者へ通知
国保特定健診の未受診者に対し、ハガキやSMS(ショートメッセージサービス)で受診を勧めています。SMSでは過去の健診時などに記入された電話番号宛てにメッセージを送信。メッセージには[前橋市からのお知らせ]と表記し、配信番号は0272205715か242170です。メッセージ内に外部リンクなどはなく、個人情報の入力を求めることもありません。なお、健診受診シールの有効期限は来年2月末までです。期限間際は混み合うため、早めに受診してください。
問合せ:国民健康保険課
【電話】027-220-5715
■健康テレホンサービス
【電話】027-234-4970
二次元コード(本紙参照)から健康相談と過去の健康情報の検索ができます。
曜日・内容:
〔月曜〕売薬と処方薬のちがい
〔火曜〕ブラッシングの習慣
〔水曜〕60歳で24本以上の自分の歯がありますか?
〔木曜〕臭いが分からない!
〔金曜〕誤解、あるいは「乳がん」という病気のこと
〔土日曜〕オーラルフレイルチェック/OF‐5について
直接相談タイム(歯科):歯科医師に直接相談。9月12日(木)19時30分~20時30分
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