◆「総合計画」とは
総合計画は、市の最上位計画です。後期基本計画では、最重要課題である人口減少問題に引き続き取り組むとともに、前期の進捗状況を踏まえ、社会に大きな影響をもたらした新型コロナウイルス感染症の拡大や、コロナ禍により加速したデジタル化の進展など、時代の変化に対応する見直しなどを行いました。
◇将来都市像
このまちには、長い歴史と伝統に培われた独自の文化や、潤いある豊かな自然環境など、さまざまな魅力があふれています。また、ここに暮らす人々には、まちの発展を支えてきた先人たちの心意気や誇りが脈々と受け継がれています。
この恵まれた環境が住む人の感性を育み、感性がまちの魅力を高め、新たな未来を織りなしていく。そんな持続可能で、洗練された「粋なまち桐生」を目指します。
◇将来都市像の実現に向けたまちづくりの基本テーマ(理念)
(1)“感性”を育む人づくり
新たなまちづくりを進めるには想像力あふれる人たちの力が必要であり、想像力を養うには人の心や自然、物事の本質を敏感に捉えることができる感性が重要です。桐生市にはその感性を育み、磨くための優れた環境があります。豊かな自然、織都(しょくと)1300年の伝統と歴史、独自の文化と産業、そして教育。まちの“宝”であるこれらの“本物”の魅力を生かし、感性豊かで世界に羽ばたく人材を育てる、“感性”を育む人づくりに取り組みます。
(2)“つながり”を生かしたまちづくり
将来都市像を実現するためには、桐生市に関わるあらゆる“ひと”が力を合わせることが必要です。
一人ひとりが“自分ごと”として、まちを想い、関わり、協力し、共創する。桐生市は、市域を越えて、人と人、公と民、地域と地域、さらには人と自然、過去と未来など、さまざまな“つながり”を生かしたまちづくりに取り組みます。
◆3年間延長 「総合戦略」の改定
総合戦略は、総合計画で掲げる、人口減少克服・桐生ならではの地方創生に取り組むための重点施策をとりまとめた計画です。今回の改定では、デジタル化や公民連携の推進などの新たな視点を取り入れました。この総合戦略で掲げる以下の5つの基本目標に位置付けた施策を推進していきます。
「基本目標1」 しごとづくりに関係する施策
「基本目標2」 移住・定住・交流関係の施策
「基本目標3」 子育て環境や教育の充実に関係する施策
「基本目標4」 まちづくりに関係する施策
〔追加〕「基本目標5」 デジタル化や公民連携の推進などの施策
問合せ:企画課企画戦略担当
【電話】内線524・525
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