日本対がん協会は、毎年9月を「がん征圧月間」と定め、早期発見・早期治療の普及に取り組んでいます。市でも、6月から令和6年度のがん検診が始まっています。
◆症状がないからこそ受診してください
2019年の統計では、日本人が生涯でがんに罹りか患んする確率は、男性約66%、女性約51%です。日本人の2人に1人はがんと診断されています。がんは早期発見・早期治療で約9割が治りますが、多くのがんは初期の自覚症状がほとんどありません。そのため、定期的ながん検診が重要です。がん検診は、「症状がない健康な人」にこそ受診してほしい検診です。
◆受け忘れがないよう早めに受診を
◇個別検診
場所:各登録保険医療機関
検診内容・実施期間:わたらせ健康診査、プレわたらせ健康診査、胃がん検診(内視鏡)、大腸がん検診、胃がんリスク検診、ピロリ菌検診、前立腺がん検診、肝炎ウイルス検診、歯周病検診…12月28日(土)まで、子宮頸(けい)がん検診、乳がん検診…令和7年1月31日(金)まで
◇集団検診
検診の種類によっては定員に達している日もあるので、早めにお申し込みください。日程などは下表のとおりです。
なお、65歳以上の人は、年に1回結核健康診断を受けることが義務付けられています。
申し込み:5月中に郵送した「各種検(健)診日程と受け方」を参考に、電子申請または申込書で希望する受診日の3週間前までに申し込んでください。
※生活保護世帯、市民税非課税世帯(わたらせ健診は除く)、70歳以上(結核・肺がん検診は65歳以上)の人は無料です。その他の減免については、受診券と一緒に送付した「各種検(健)診日程と受け方」をご覧ください。
※受診日まで3週間未満となった検診の申し込みについては、電話で健康長寿課成人保健係(【電話】44-8247)へ。
※総合検診の実施日に、対象の人(クーポン券を持っている人)は無料の風しん抗体検査(風しん追加的対策)も受けられます。希望する人はクーポン券を持参のうえ、午前8時30分から11時までに会場にお越しください。風しんのクーポン券に関する問い合わせは、地域医療感染症対策室地域医療感染症対策係(【電話】44-8250)へ。
問い合わせ:健康長寿課成人保健係
【電話】44-8247
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