■楽しい自然
生き物の動きが活発になってきた4月下旬に『雪入ふれあいの里公園』で、昆虫ウォッチングのイベントを行いました。参加した子どもたちは、たくさんの昆虫を見つけて、講師に負けないくらいの博士ぶりを発揮しました。
■脅威の自然
◆ご注意ください!特定外来生物
「ナガエツルノゲイトウ」は、南米原産の多年草で、主に水辺に生育する抽水(ちゅうすい)~湿生(しっせい)植物です。生態系や農業への悪影響の恐れがあり、「特定外来生物」に指定されています。
水路、河川、ため池、水田、畦畔(あぜ)、畑などで育成し、特に日当たりの良い水辺では大群落になります。
○『ナガエツルノゲイトウ』の見分け方
[葉]
・節に1対の葉が付く
・葉の先がややとがる
[茎]
・茎は空洞(ストロー状)
・節に短い毛が生える
・茎の表面はなめらか
[花]
・花柄は葉のわきから伸びる
・花柄の長さは約1~4cm
・花は、小さな花が集まった球状
○要注意 草刈り機での駆除はNG
茎の断片から発根するため、草刈り機などによる刈り取りはできません。駆除方法については、事前に環境保全課までご相談ください。
◆『ナガエツルノゲイトウ』モデル駆除を実施しました
かすみがうら市の湖岸に漂着し根をおろした脅威の特定外来生物『ナガエツルノゲイトウ』。
市では、5月22日に田伏地区において、県生物多様性センター指導のもと、関係機関と合同で正しい駆除方法を学ぶためのモデル駆除を実施しました。今後も駆除に関する情報を随時発信していきます。
生育範囲を広げないためにも、正しい駆除方法を学び、適正に処分しましょう。
『ナガエツルノゲイトウ』の詳細や駆除方法は市ホームページでご覧になれます。
問合せ:環境保全課(霞ヶ浦庁舎)
問合せ:かすみがうら市雪入ふれあいの里公園
【電話】0299-59-7000
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