■福井県あわら市の中学生が下妻市を訪問
-あわら市との教育交流事業-
令和6年度の下妻市と福井県あわら市の教育交流事業が8月19日から20日にかけて行われました。
戦国武将多賀谷氏の縁で、両市の市民が交流を深めてきたことから、平成27年11月に下妻市とあわら市は姉妹都市提携と災害時の相互応援協定を結び、これまで良好な関係を深めてきました。
この教育交流事業は、お互いの地域を知ることやスポーツ交流を通して、子どもたちにも両市に関わる歴史的背景を学んでほしいということから、平成29年度から行われているものです。
今年は、あわら市の中学生(中学2・3年生)13名が下妻市を訪れ、本市からは市立3中学校の生徒24名(中学2・3年生)が参加しました。20日に行われた合同研修会では、それぞれの学校紹介が英語によって行われたほか、生徒会の取り組みやより良い学校づくりについて熱心に意見交換する姿がみられました。
研修会に参加した下妻中学校のムキアナビヤさんは「いろいろな意見が聞けて良かった」、千代川中学校の浅野葉月さんは「あわら市と仲を深めることができて良かった」と話していました。
戦国時代に下妻の地を治めていた多賀谷重経の嫡男三経が、関ケ原の戦いのあと現在のあわら市に領地を得たことが両市をつなぐストーリーの始まりで、三経公のお墓があわら市の指定文化財になるなど、今もなお、あわら市の方々に大切にされています。長い年月を経て、両市の中学生同士が交流を深める様子は感慨深く、古からの縁を感じます。
今後もこのような取り組みを通して、下妻市とあわら市の絆が深まることが期待されます。
問合せ:指導課
■千代川中の青柳乃愛選手が全国大会で2位
千代川中学校の青柳乃愛(のあ)選手が、8月17日から20日に福井県で開催された「第51回全日本中学校陸上競技選手権大会」に出場し、共通女子走高跳で1m63を記録。見事2位の成績を収めました。
青柳選手は、第70回全日本中学校通信陸上競技茨城大会と令和6年度県民総合体育大会中学校大会では、全国大会参加標準記録の1m60をクリア。両大会ともに第2位に入賞しました。
青柳選手は、全国大会出場前の8月9日に行われた表敬訪問の際にも、「大会で自分の力を出し切りたい」と意気込みを語っていました。そして、大会後には、「全国大会でいい結果が残せてよかった」と喜びの言葉を述べています。入賞おめでとうございます。
問合せ:学校教育課
■青龍楽校少年団が河川愛護団体として表彰
青龍楽校少年団が、7月24日に河川愛護活動の取り組みが認められ、表彰されました。この表彰は、下館河川事務所が川とのつながりの中で、地域の活性化、地域環境の美化、子どもたちへの環境教育など地域に貢献し、他の模範となる活動を持続的に行っている団体等に感謝状を贈るものです。
青龍楽校少年団は、鬼怒川での自然体験や学習を通して、川の自然との関わりについて学び、自分たちの住む地域との関係や郷土愛を誇りとして、守り育てていくことを目的としています。水辺についての知識を学び、カヌー、カヤックの体験や鮭の稚魚放流会を体験するなど、河川への愛着と環境保護意識の醸成に取り組んでいます。
今後も、子どもたちの自然体験を通して、地域の河川環境保全活動を続けていくことが期待されます。
問合せ:生涯学習課
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