文字サイズ
自治体の皆さまへ

男女共同参画ってなあに? Part 119

30/37

茨城県利根町

■3月8日は国連が定める「国際女性デー」です

▽国際女性デーとは?
1904年3月8日、ニューヨークにおいて女性労働者が婦人参政権を求めてデモを起こしたことが起源となり、1975年に国連は3月8日を「女性の社会参加と地位向上を訴える日」として「国際女性デー(International Women’s Day)」が制定されました。

▽シンボルはミモザの花
イタリアでは3月8日に男性が女性にミモザの花を贈る習慣があることから「ミモザの日」と呼ばれています。イタリアではミモザに「感謝」という花言葉があり、さらに春の象徴で「幸せの花」とも呼ばれています。実際にミモザはイタリアのみならず、国際女性デーのシンボルとなり、ミモザの色である黄色がシンボルカラーとして使われるようになりました。

▽日本の男女の格差
男らしさや女らしさなど、社会的・文化的に作りだされた性差によって生まれる不平等や格差のことを、ジェンダーギャップといいます。それを数値で見える形にしたのが「世界経済フォーラム」で公表しているジェンダーギャップ指数というものです。
2023年6月に発表されたジェンダーギャップ指数によると、日本は146カ国中125位となっており、女性の社会進出やジェンダー格差縮小が進む世界の動きに日本が追い付いていない状況が見えてきます。

・日本のジェンダーギャップ指数と順位

※指数は、男性に対する女性の割合を示しており、0が完全不平等、1が完全平等を表している。

・世界ジェンダーギャップ指数の上位国

▽身近なことからはじめてみませんか
世界ではまだまだ様々なジェンダーギャップがあります。そのような不平等を少しでもなくせるよう「国際女性デー」が誕生しました。ジェンダー平等の実現に向けて解決する問題は多岐にわたりますが、まずは、身近なところから…家庭や職場、そして自分自身の発言など、ジェンダーに基づく偏見があるかどうか、見つめなおしてみませんか。ひとりひとりが一歩踏み出して行動することで、日本、そして世界のジェンダー平等の実現へと少しずつ近づいていくのです。

問い合わせ先:政策企画課 政策企画係
【電話】68-2211(内線338)

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU