家族と一緒に考えて!もしもに備えるぼうさい掲示板
■今月は子供と一緒に考える防災として、大きな災害に見舞われた際に、家族でどのような行動をとるべきかを事前におうちの人と話し合ってみましょう。
何気なく暮らしている町にも、大きな災害時にはあぶないところがあります。ガケの近くは土砂崩れが起こるかもしれません。たくさん木が生えている場所は大きな地震が起こった際には木が倒れて道路を塞いだり、木の下敷きになったり、いつもは穏やかな用水路や川の近くでも、大雨が降れば水の流れが速くなり、水の量が増え、水と一緒に漂流物が流れてきてしまい危険です。そうした場所をあらかじめチェックしておき、災害の後には通らないようにしましょう。
また、外で遊んでいるときに災害が起こると、家族が離れ離れになってしまうことがあります。そうしたときに備えて、家族で話し合い、集合場所を決めておきましょう。学校や公園、家の近くの避難所など、安全でわかりやすいところがよいでしょう。
公共の施設で災害にあった場合は係員の誘導や、学校では先生など知っている大人がそばにいる際は、その人たちの指示に従いましょう。
■公衆電話で家族の無事がわかる? NTTの災害用伝言ダイヤル 171
公衆電話を使って、家族に災害用伝言板に自分の無事を知らせることができます。もし、家族と離れ離れになってしまっても、災害伝言ダイヤルにメッセージを残しておけば、自分の無事やどこの避難所に居るかを家族に伝えることができます。
近年、公衆電話を使ったことのないお子さんが、増えているそうです。いざという時のために、おうちの人と実際に使ってみたり、使い方を調べてみたりしてみましょう。
■災害時の持ち物確認
これから来る災害に備えて、非常食や備蓄が必要になります。
食料に関しては、国では自宅での避難生活を想定して、最低でも3日分、できれば1週間分の備蓄が必要といわれており、水だけでも大人は1日で1人あたり3リットルが目安とされています。
また、小さなお子さんがいる家庭では、避難所に避難した際に慣れない生活環境でストレスを感じやすいので、お気に入りのおもちゃや、音の出ないおもちゃ(塗り絵や絵本)、勉強道具を用意し、いつも食べているお気に入りのお菓子なども準備しておきましょう。
※非常時持出品の一例は、令和6年4月号の広報とねをご覧ください。
【URL】https://www.town.tone.ibaraki.jp/data/doc/1712722850_doc_170_3.pdf
■利根町行政アプリ
利根町行政アプリの防災情報では、町民の皆さまが情報を得やすいように情報取得先を集約しております。災害に備えるため、ぜひご活用ください。
アプリのインストールは本紙掲載のQRコードから行うことができます。
問い合わせ先:防災危機管理課 防災係
【電話】68-2211(内線322)
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