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自治体の皆さまへ

認知症地域支援推進員のつぶやき No.73

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茨城県利根町

■9月は認知症を知る月間です ~認知症について考えてみよう~
1994年「国際アルツハイマー病協会」(ADI)は、世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定しました。また、2012年からは9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、世界各国でさまざまな啓発活動を行っています。
日本でも2023年6月に成立した「認知症基本法」では、9月を「認知症月間」、21日を「認知症の日」と定められました。
現在、日本では高齢者の約4人に1人が認知症または軽度認知障害(MCI)であり、2025年には高齢者の約5人に1人が認知症になると言われています。認知症は誰でもなる可能性のある病気です。いつ自分や家族、あるいは友人が認知症になるか分かりません。認知症を「自分の問題である」という認識を持ち、身近なこととして捉えていくことが大切になってきます。家の近所で、職場で、街中で「もしかしたら認知症の人かもしれない」と思ったときには、
(1)驚かせない
(2)急がせない
(3)自尊心を傷つけない(認知症サポーター養成講座標準教材より)
という点に気をつけて接してみてください。皆さんの理解とさりげない見守りや支援で、住み慣れた地域で安心して暮らしていくことができます。また、認知症は早期発見・早期治療により進行を遅らせることができます。自分や、身近な人の変化に気付いたら、一度かかりつけ医に相談してみましょう。

■私たちはここにいます!
認知症地域支援推進員配置施設
・利根町地域包括支援センター【電話】68-2211
・利根町保健福祉センター【電話】68-8291
・複合福祉施設 響【電話】61-8500
・介護老人保健施設もえぎ野【電話】84-6081

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