子どもの誤飲を防ごう子どもは生後5カ月頃になると、興味のある物を手でつかむようになります。口に入れたりなめたりしてどんなものか確認したり、遊んだりすることは子どもの成長過程で見られる自然な行動ですが、誤って飲み込んでしまった場合、喉に詰まらせて窒息する危険があります。
■誤飲する可能性があるもの
小さな子どもの口の大きさは直径約4センチメートル。これよりも小さくて、口の中に入る物は注意が必要です。
家庭で誤飲する可能性が高い物は、包装フィルム・シール・薬・化粧品・ボタン電池・磁石・たばこ・小さなおもちゃなどが挙げられます。
■誤飲してしまったときは
苦しそうな呼吸・けいれん、呼びかけてもぼんやりしているなどの症状がある場合は、すぐに救急車を呼びましょう。症状がない場合でも、ボタン電池・鋭利な異物・磁石・洗剤・たばこ・薬・コインなどを誤飲したときは、急いで受診してください。
また、受診が必要か判断に迷ったときは、医療機関や「茨城子ども救急電話相談#8000(24時間365日対応)」に相談しましょう。
子どもの誤飲を防ぐためには、飲み込むと危険な物を子どもの手が届かない場所に片付けることが大切です。家族で気を付け、子どもが安全に過ごせる環境をつくりましょう。
問合せ:(福)子育て包括支援課
【電話】48-6881
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