■知っていますか? 抱っこ紐の正しい付け方
抱っこ紐(ひも)は育児の強力な味方ですが、体が小さい1歳未満の子どもは転落事故が発生しやすく注意が必要です。転落の原因として、抱っこする位置が低過ぎることや、ベルトの緩み、バックルの締め忘れなどが挙げられます。抱っこ紐にはさまざまな種類がありますが、商品によって使える時期が異なるため、説明書を確認して正しく安全に使用しましょう。
◇抱っこ紐を装着する時のポイント
(1)赤ちゃんのおでこにキスができる高さに
赤ちゃんのお尻の位置は大人のおへそより高くしましょう。抱っこする時の重心が上がり、大人の負担も減ります。
(2)赤ちゃんは脚を自由に動かせますか?
膝はお尻より高く、脚は大人にしがみつけるように立体的なM字型にしましょう。
(3)赤ちゃんは手を自由に動かせますか?
赤ちゃんの両手は上に上げましょう。胸が広がり呼吸がしやすくなります。
(4)赤ちゃんの体をピッタリ密着させましょう
抱っこ紐が緩いと窒息や転落につながります。大人の手のひらが入る程度を目安に密着させましょう。
(5)赤ちゃんの表情は見えますか?
窒息を防ぐため、口や鼻の周りに呼吸をさまたげるものがないか注意しましょう。
普段、抱っこ紐を使っていて腰や肩が痛くなるという場合は、姿勢や付け方を見直してみると良いでしょう。抱っこすることで大人も赤ちゃんも快適に安心して過ごせます。抱っこ紐はお互いに顔を見ることができ、話しかけやすいため、親子の絆を深めるためにも、ぜひ、活用してみてください。
問合せ:(福)子育て包括支援課
【電話】48-6881
<この記事についてアンケートにご協力ください。>