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令和6年度 古河市の予算

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茨城県古河市

■一般会計544.5億円(前年度比4.9%増)
今年度の一般会計当初予算額は544・5億円。前年度と比較して25・5億円(4.9%)の増額となり、過去最大の予算額となりました。
予算編成においては「古河市戦略方針2024」で重点的に取り組む施策として掲げられた「地域の特性を活(い)かした、仕事をつくる」「移住と定住を促し、新しい人の流れをつくる」「若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる」「安心な暮らしを守り、魅力的な地域をつくる」「GX・DXの加速」を行うための経費に重点を置いています。
限られた財源を有効に活用しながら、時代の変化に応じた課題に挑戦するための予算となっています。

■令和6年度の全ての予算:945.3億円

・一般会計とは…市の基本的な仕事(福祉、教育など)を行う予算です。主に市税で賄っています
・特別会計とは…国民健康保険など特定の事業を行うために、一般会計と分けて設けられている独立した予算です(全6会計)
・企業会計とは…自らの収益で運営している上下水道事業のことです

■古河市に入るお金の内訳 一般会計歳入

○市税 実質的には過去最大
市税は定額減税に伴い209.2億円(前年度比2.3億円減)を見込みますが、定額減税による減収分(6.2億円)を含めると実質的には過去最大となります。
市税:R6当初…209.2億円+定額減税…6.2億円=215.4億円(過去最大)

○自主財源と依存財源とは?
市が自ら徴収するお金である自主財源に対し、国から定められた目的のために交付されるお金を依存財源と言います。そのため、自主財源の割合が大きいほど、行政運営がしやすくなります。

■古河市が支払うお金の内訳 一般会計歳出

○歳出は扶助費が増加
扶助費は高齢化の進展や障がい福祉サービス費の増加、また子育てをしている人たちへの支援拡充により年々増加しています。合併直後に比べ、92.4億円増加(2.5倍)し過去最大の予算額となります。
扶助費の増加額:
・H18決算…61億円
↓+92.4億円
・R6当初…153.4億円

○義務的経費と投資的経費とは?
扶助費や人件費など、支出が義務付けられているため簡単に削減できない経費を義務的経費と言い、道路や学校などの建設に要する経費を投資的経費と言います。

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