【ひらく ～開・啓・拓】大子特別支援学校

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大子特別支援学校は、大子町、旧御前山村を除く常陸大宮市が学区の知的障害特別支援学校です。小学部20人、中学部15人の計35人の児童生徒が在籍しています。本年度から、コミュニティスクールとして、自然豊かな地域の良さを生かしながら、大子ならではの学習活動を行っています。その一部を紹介します。

■りんごの手入れ/りんごデイ
本校には、4本のりんごの木があります。大子町にある地元のりんご園からのご指導の下、中学部の生徒がりんごの受粉、摘果、袋がけの作業を行っています。今年は、虫の被害も大きく、収穫までの日を心配しながら手入れをしてきました。りんごの収穫の時期には、りんごにちなんだ行事「りんごデイ」を学校全体で行いました。りんごの収穫のみでなく、作業学習でりんごの木の枝を使った布の染色も行ったりしています。学校での経験を生かし、地元のりんご園に行き、収穫体験も行いました。給食では、竹内商店さんと地元のりんご園がコラボした、りんごのホワイトプリンが提供されました。生のりんごとは、また違ったおいしさに笑顔がこぼれました。

■自然体験活動(夏・秋)
本校の小学部では、大子の自然を活用した体験活動を中心に、学習してきました。夏は、やなせキャンプ場の河原で、川遊び体験を行い、秋は奥久慈憩いの森で、森林セラピーを体験しました。児童は大子の自然を存分に感じて、目を輝かせていました。

■らっしゃい大子百円街(だいごひゃくえんがい)への参加(さんか)
10月に大子町中心市街地で行われた「らっしゃい大子百円商店街」に参加しました。地域の方々との交流を図り、大子町の特色を感じる良い機会になりました。商店街で買い物活動をしたり、中学部の作業学習で作成した巾着などを販売したりし、充実した一日を過ごすことができました。

問合せ：茨城県立大子特別支援学校
【電話】74-1444