大子中学校は、「夢に向かって 挑戦し 手応え(自己有用感)を実感する生徒の育成」を目標としています。今年度は、「生徒主体」の活動を大切にしています。特に、体験活動や社会人講師を招いての授業や講演が増え、より充実した活動を行うことができました。
(1)自ら学びに向かい、共に学ぶ 学習活動
学校生活の中心は授業です。大子中では、生徒同士で課題を解決しようとする態度が育っています。ICTを活用してグループで意見を述べたり、学級で共有したりと分からない問題は教え合いながら学習しています。
(2)生徒が主体となって取り組む 学校行事・生徒会活動
大子中には、修学旅行や宿泊学習をはじめ、体育祭や秋輝祭など、様々な学校行事があります。それらは、実行委員会を中心に、生徒が主体となって計画・立案・運営を行っています。秋輝祭の合唱では、透き通るように響きわたる歌声、祈るように結果発表を待つ生徒の姿が印象的でした。
(3)体験活動の充実
2学年では、職場体験学習を4年ぶりに実施することができました。8月上旬に町内30の事業所で二日間体験し、働くとはどのようなことかやあいさつや人とのかかわり方など、社会で自立するために大切なことを学びました。
(4)スマイル・ガーデン・プロジェクト
学校の花壇には、季節ごとに様々な花が咲き誇っています。今年はボランティアを募集し、種蒔きや苗の移植、灌水なども行いました。毎回、欠かさず参加した生徒もいました。季節ごとに咲く花々は、学校に潤いを与えてくれます。今はチューリップ、パンジーが咲いています。自分たちがつくる環境が、生徒自身を明るい気持ちにしています。
(5)社会に開かれた教育活動
栄養教諭による食育、美容師によるキャリア教育、看護師による性教育講演会など、全学年で社会人講師による授業を実施しました。美術科の水墨画や書道の授業では、目の前で実演された作品を見て、生徒たちは目を輝かせていました。その道の専門家から、たくさん学ぶことができました。
このような学校生活を通して、大子中学校の生徒たちは、夢に向かって進んでいます。
問合せ:教育委員会事務局 学校教育担当
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