人の身体は汗をかいて、体の表面で蒸発することで体温の上昇を防いでいます。汗は血液中の水分・塩分などから作られるため、これらを補給しないまま汗をかき続けると、身体が脱水状態になり、全身にさまざまな症状が生じる熱中症を引き起こします。
暑さが厳しい大子の夏にそなえて、熱中症を予防しましょう!
■熱中症が疑われたら?
(1)涼しい場所に移動する
外であれば木陰、室内であればエアコンの効いた部屋など、涼しく風通しの良い場所に移動させる
(2)水分・塩分の補給
冷たい水、スポーツドリンクなどを飲ませる
※意識がない場合は飲ませない
(3)足を高くして寝かせる
(4)体を冷やす
皮膚に水をかけて、うちわや扇風機などで風を送る
(5)服を脱がせたり、首元をゆるめたりする
■熱中症の主な症状
!特に注意!
高齢者、幼児、持病のある人、暑さに慣れていない人、熱中症になったことがある人、肥満の人
→自身の体調管理が1番大切ですが、家族や周りにいる人の体調の変化にも気をつけましょう。
■熱中症の予防方法
・喉が渇く前から水分をこまめにとり、汗をかいたときは塩分も補給する
・日傘や帽子で直射日光を避ける
・室内は室温28℃、湿度60%以下になるように調整する
・こまめに休憩をして、暑い日は無理をしない
・必要に応じて指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)を利用する
施設:大子町役場本庁舎、保健センター、中央公民館、まいん、交流拠点施設(仮)
※解放可能日時等については、6月5日発行のお知らせ版をご確認ください。
環境省が作成した熱中症予防情報サイトでは、熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)や熱中症警戒情報(熱中症警戒アラート)、大子町の暑さ指数を知ることができます。詳細は本紙掲載の二次元コードからご確認ください。
問合せ:健康増進課
【電話】72-6611
<この記事についてアンケートにご協力ください。>