「共に生き ともに歩もう 認知症」(2024年度第31回世界アルツハイマーデー標語)
毎年9月21日は「世界アルツハイマーデー」です。茨城県では、9月を「認知症を知る月間」として、認知症に対する正しい理解の普及・啓発のため、さまざまな取組を行っています。
■認知症は、誰にでも起こりうる脳の病気です。
▽もしかしたら?と気になるときは、チェックを行ってみましょう。
・同じことを何度も言ったり、聞いたりするようになった。
・つい最近の出来事や今しようとしていたことを忘れるようになった。
・置き忘れやしまい忘れが目立つようになった。
・趣味や好きな事に興味がなくなり、何をするのも億劫になった。
・財布やお金などを「盗まれた」と言うようになった。
・慣れている道や近所で迷うようになった。
認知症は、早めに気付いて適切な治療を開始すれば、その後の進行を遅らせることができます。もの忘れが気になる、認知症の症状がみられるときは、地域包括支援センター、かかりつけ医、もの忘れ外来などに相談してみましょう。
■地域包括支援センターでは、認知症に関する相談に応じています。
▽物忘れ(認知症)相談
物忘れが気になるようになった方や、認知症の症状がある方を介護されている方の相談に応じています。相談日を設けていますので、お気軽にご相談ください。3か月に1回は、認知症疾患医療センターの職員が対応します。
▽認知症初期集中支援チーム
認知症の方や家族に早期に関わる「認知症初期集中支援チーム」を設置し、認知症の早期診断や早期対応に向けた支援を行っています。
▽Dカフェ(認知症カフェ)
認知症カフェは、認知症の方やその家族・地域の方・介護の専門職などが集い、認知症について学んだり、介護について語り合ったりする場所です。日ごろ、認知症に関わることが少ない方も、ぜひご参加ください。
▽認知症サポーター養成講座
講座を受講することで、認知症について正しい知識を得ることができます。受講料は無料です。地域に出向いて実施していますので、希望する場合は地域包括支援センターまでご連絡ください。
問合せ:域包括支援センター
【電話】72-1175
<この記事についてアンケートにご協力ください。>