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[特集]令和6年度 当初予算・重点政策(1)

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茨城県常陸大宮市

市では、市政運営の方針である「総合計画」で定める目指すべき将来像の実現に向け、その年に重点的に取り組む施策を定めています。「若者・女性が住みやすく、子育てしやすいまちの実現」「学力向上にコミットする教育の推進」「観光を軸とした地域振興」の3つの柱を軸に、令和6年度には表紙にある3事業を含めた各種施策を展開していきます。
※表紙は本紙をご覧ください。

◆一般会計は合併後2番目の規模の248億5000万円
令和6年度一般会計当初予算は、前年度比1.3%増の248億5,000万円で、合併直後の平成17年度に次ぐ過去2番目の予算規模となりました。市総合計画の目指すべき将来像の実現に向けて、令和6年度の重点政策を展開するための予算を計上しています。

◆引き続き人口減少・少子化対策に重点を置いた政策を展開
これまでに引き続き人口減少・少子化対策を最重要課題と捉え、重点政策である3つの柱を展開していきます。
重点政策の1つ目である「若者・女性が住みやすく、子育てしやすいまちの実現」では、コンパクトで若者が住みたくなる街並みづくりを目指す常陸大宮駅周辺整備事業を加速化させるほか、移住・定住を促進するための子育て世帯向け住宅の整備や不妊治療における自己負担分全額助成などを引き続き実施します。
2つ目の「学力向上にコミットする教育の推進」では、複式学級解消のために学習活動支援教職員を配置し、学年単位の単式学級とすることで、よりきめ細やかな学習に取り組み、学力の向上を図ります。
3つ目の「観光を軸とした地域振興」では、パークアルカディアにおけるドッグランの整備や、道の駅常陸大宮周辺では、高齢者の生きがいと健康づくりに繋がる拠点としてグラウンドゴルフ場の整備を進めます。

◆市制施行20周年を記念した事業の実施
令和6年度は市制施行20周年にあたることから、温泉・温浴施設と屋内こどもの遊び場を無料開放するほか、全明早(オールめいそう)戦(野球)、祇園祭等と連携した夏祭り事業などを実施します。

そのほか特別会計では、合計で109億1,970万円(前年度比1.7%減)、上水道事業会計では、23億7,580万円(前年度比2.9%減)、下水道事業会計では、22億8,260万円(前年度比3.3%減)となり、全会計総額での予算規模は、404億2,810万円(前年度比0.03%減)となりました。

・会計別予算額(単位:千円、%)

表中の△はマイナスを表しています。

◆一般会計(歳入)
歳入予算財源別内訳(単位:千円、%)

※1 分担金及び負担金、使用料及び手数料、財産収入、寄附金、繰越金
※2 地方譲与税、利子割交付金、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金、法人事業税交付金、地方消費税交付金、ゴルフ場利用税交付金、環境性能割交付金、地方特例交付金、交通安全対策特別交付金

◆一般会計(歳出)
歳出予算科目別内訳(単位:千円、%)

●用語解説
・総務費…戸籍管理、税金の徴収や選挙など市役所の全般的な事務にかかる費用
・民生費…高齢者や障害者、児童などの福祉全般にかかる費用
・衛生費…予防接種や健康診査、ごみ処理などにかかる費用
・農林水産業費…農業や畜産業、林業などの振興にかかる費用
・商工費…商工業の振興、観光振興などにかかる費用
・土木費…道路、河川、公園、市営住宅などの整備・管理にかかる費用
・消防費…消防・救急活動、災害対策などにかかる費用
・教育費…小・中学校、公民館、図書館など教育全般にかかる費用
・公債費…市が借りたお金の返済金

◆一般会計 当初予算
・市民1人あたりの予算…642,717円(623,063円)
・1世帯あたりの予算…1,419,108円(1,395,336円)

令和6年1月1日現在
住基人口:38,664人
世帯数:17,511世帯
( )内は前年度金額

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