◆咄嗟(とっさ)の行動が自分の身を守る!地震が起きた瞬間にできること
地震はいつ起きるかわかりません。家にいるときに限らず、外出中に地震の危険にさらされることも十分に考えられます。状況ごとに地震が起きたら取りたい行動を紹介します。普段取らない行動でも、知っておくことで緊急時に適切な行動を取ることができます。
◇地震にあった状況ごとに取りたい行動
・家にいるときには
揺れを感じたら、まず丈夫な机やテーブルなどの下に身を隠しましょう。座ぶとんなどが身近にあれば、頭部を保護しましょう。揺れを感じたら、玄関などの扉を開けて非常脱出口を確保しましょう。大揺れは1分程度でおさまるので周囲の状況をよく確かめ、あわてて外へ飛び出すことなく落ち着いて行動しましょう。
・屋外にいるときには
周囲を見渡し、ブロック塀などの倒壊、看板や割れたガラスの落下などの可能性がある場所にいないか確かめましょう。
・車やバイクを運転しているときには
速度を落として路肩に停まり、ハザードランプを点灯して、後続車の追突事故を予防しましょう。
・エレベーター内にいるときには
最寄りの階に停止させ、すぐに降りましょう。
◇住んでいる場所は地震が起きたらどうなる?予想マップを事前にチェック!
市ホームページでは、地震のリスクを記載したマップ2つを公開しています。緊急時の行動も大切ですが、自分の住む場所の情報を知っておくことで、もしものときに命が助かる確率が高まります。
まずは、自分の住んでいるところが、地震が起きたときどれだけの被害想定がされているか確認し、備蓄や防災グッズなどを準備しましょう。
・揺れやすさマップ
揺れやすさマップとは、地震が発生した場合に想定される最大の地面の揺れの強さを「震度階級」として色で表現したものです。
・危険度マップ
危険度マップとは、地震による揺れによって、発生する建物被害の分布を表したものです。「揺れやすさマップ」で示した強さの揺れとなった場合に建物の被害が生じる程度を「危険度」としています。
問い合わせ:消防本部
【電話】54-0119
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