■地震対策だいじょうぶ?
日本は、世界で起きる地震の1割が集まる地震大国ともいわれています。今年発生した能登半島地震では、住宅の被害や断水などが続き、住民の暮らしに大きな影響を与え、長期化した避難生活を余儀なくされています。また、近い将来、大地震が発生する可能性が高いことが報道されており、いざというときに自分の身を守るため、日頃から必要な「備え」をしておくことが大切です。
■ちょっとずつできる地震災害への備え
▼災害時の行動の話し合い
災害時は携帯電話などがつながりにくくなり、家族との連絡が難しくなります。
ハザードマップを見て、普段から避難場所や避難経路を家族で話し合いましょう。
▼安否確認のために
災害用伝言ダイヤル「171(局番なし)」に電話をかけると伝言を録音でき、自分の電話番号を知っている家族などが、伝言を再生できます。災害用伝言板(web171)にアクセスすると、文字による伝言サービスが利用できます。
*スマートフォンの予備バッテリーなども備えておくと安心です。
▼家具の固定、配置
・転倒防止→壁などに固定する寝室や子ども部屋には、できるだけ家具を置かない
・出入口を確保する→配置を工夫する
▼食料・飲料などの備蓄
電気やガス、水道などのライフラインが止まった場合に備えて、普段から飲料水や保存の効く食料などを備蓄しておきましょう。
「備える→食べる→買い足す」
がおすすめです。
▽食料・飲料・生活必需品などの備蓄の例
・飲料水…3日分(目安は1人1日3ℓ)
・非常食…3日分(ご飯(アルファ米など)、保存パン、チョコレートなど)
・生活用水…トイレを流すために水道水を入れたポリタンクを用意する、お風呂の水をいつも張っておくなど
・その他…トイレットペーパー、ティッシュペーパー、カセットコンロ、ラップフィルムなど
*大規模災害発生時には、「1週間分」の備蓄が望ましいとされています。
▼燃料は余裕をもって確保
東日本大震災では、燃料の入手が困難になり、ガソリンスタンドに長蛇の列ができました。
災害発生時の「安心」のために、早めの給油を心がけましょう。また、灯油も余裕をもって購入しておきましょう。
■災害時に正しい情報を得るには
テレビ、ラジオの報道に注意してデマにまどわされないようにしましょう。
また、市の防災行政無線やホームページなどから正しい情報を得ましょう。
▼避難所開設について
地震の際は、余震による建物の倒壊など、2次災害に遭遇する可能性もあることから、安全性を確認してから避難所を開設します。開設する避難所は防災行政無線やホームページ等でお知らせします。
▽防災行政無線の受信状況をご確認ください
防災行政無線デジタル化に伴い、新しい受信機の交換をしています。すでに交換済みの受信機に次のような場合(症状)がありましたら、「NECコールセンター」にお電話ください。
・途切れて聞こえづらくなった
・しばらくの間、放送を聞いていない
・電源(電池)を入れているのにランプが点かなくなった
・故障かな
▽NECコールセンター(市委託コールセンター)
【電話】32-7177
受付時間:月~金曜日午前9時~午後5時(祝日を除く)
問合せ:防災対策課
【電話】内線351
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