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常陸太田市・秋田市・仙北市 三市連携交流佐竹氏がつなぐ絆

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茨城県常陸太田市

かつて常陸の国を治めていた佐竹氏による歴史的なつながりを機縁として、常陸太田市、秋田市、仙北市の三市において幅広い分野で交流を行い、市民の友好関係と市政のさらなる発展のため「三市連携交流」を行っています。今回は、秋田市・仙北市との合同企画として、三市連携交流都市の観光スポットやイベントを紹介します。

■秋田市
秋田県のほぼ中央部に位置し、東には霊峰太平山を擁する出羽山地、西には夕日の美しい日本海が広がる、緑豊かな公園都市です。

▽秋田竿燈まつり
開催時期:毎年8月3日~6日
秋田竿燈まつりは、五穀豊穣などを祈願する国重要無形民俗文化財で、約270年の伝統を受け継いでいます。「差し手」と呼ばれる参加者は重さ約50kgの「竿燈」を手のひらや額、肩、腰に乗せ、巧みにバランスを取ります。約280本もの竿燈が大通りを埋め尽くし、竿燈の提灯にろうそくの灯が一斉にともると、まるで天の川が地上に舞い降りたかのような幻想的な美しさとなります。

▽千秋公園
千秋公園は、秋田市中心部に位置し、明治時代に公園として整備されました。秋田藩の佐竹氏が居城とした久保田城跡に広がっており、歴史の面影が各所に感じられます。園内では春の桜や秋の紅葉など四季折々の自然を楽しむことができ、今年7月にはお堀一面に咲くハスの花を見ながら散策できる遊歩道が開通しました。多彩な自然と歴史に触れながらリフレッシュできる場所です。
*ハスの花の見頃…7月上旬~9月中旬

■仙北市
秋田県の東部中央に位置し、岩手県に隣接する市。水深日本一の田沢湖や武家屋敷、桧木内川堤のサクラのほか、多くの伝統行事・イベントなど、豊富な観光資源を有する市として知られています。

▽角館祭りのやま行事
開催時期:毎年9月7日~9日
国の重要無形文化財に指定されている「角館祭りのやま行事」は、「山・鉾・屋台」の一つとして「ユネスコ無形文化遺産」に登録されています。この祭りでは、18の丁内が武者人形や歌舞伎人形をのせた曳山(ひきやま)を曳きまわし、曳山同士が丁内で対面した時にどちらが先行するかの交渉が決裂すると力の限り曳山をぶつけ合います。一方で飾山囃子に合せて優雅な踊りと飾られた豪華な人形も楽しめる、美しさと勇壮さをあわせもつお祭りです。

▽上桧木内の紙風船上げ
開催時期:毎年2月10日
武者絵や美人画が描かれ、灯火をつけた巨大な紙風船が、きらめく星々のごとく真冬の夜空に舞う年中行事です。一説では江戸時代の科学者である平賀源内が、銅山の技術指導に訪れた際に、熱気球の原理を応用した遊びとして伝えたとも言われており、現在では秋田県を代表する冬の風物詩となっています。

▽角館の火振りかまくら
開催時期:毎年2月14日
雪の中に華麗な火の輪が踊る幻想的なお祭りです。当日14日夕方から各町内ごとに開催される火振りは、炭俵に1メートルほどの縄を結び、その俵に火を付けて縄の先端を持ち、自分のからだのまわりを振り回すものです。旧暦の小正月行事の一つで、神聖な火で田んぼの厄を払うとともに、家族の無病息災・家内安全など、一年の無事を祈願します。

問合せ:市民協働推進課市民協働推進係
【電話】内線218

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