線状降水帯による大雨などの被害が、毎年のように発生しています。台風や大雨災害に備え、事前に準備をしておきましょう。
◆台風や大雨がくる前に備える
◇避難場所、避難ルート、土砂・洪水ハザードマップを確認
◇防災グッズの再点検
食料と水は、最低3日分を準備してください。また、懐中電灯や携帯ラジオが使えるか点検しましょう。
◇飛ばされやすいものは家の中へ
強風で飛ばされると人や家屋に被害を与える可能性があるので、室内へ入れましょう。
◇連絡方法の確認
「災害伝言ダイヤル171」「災害用伝言版」などの活用方法を確認してください。
◆台風や大雨が近づいてきたら
◇最新の情報をチェック
テレビ・ラジオ・防災行政無線・防災アプリ・インターネットなどで、気象庁や市が発表する最新の情報に注意しましょう。
◆危険がせまったら
◇「警戒レベル4」で必ず全員避難
市から「避難指示」が出たら、その時が避難のタイミングです。
◇高齢者や障がいのある方は「警戒レベル3」で避難
避難に時間のかかる方は「高齢者等避難」の情報の時点で行動を始めましょう。また、近所に助けの必要な人がいないか注意してください。
◇避難のポイント
避難とは「難」を「避」けることです。安全な場所にいる人は、避難場所に行く必要はありません。
◇警戒レベルの発令
避難情報の発令は、市災害対策本部を設置して、気象庁で発表する警戒レベル相当情報や土砂災害危険度、市内に設置されている雨量計の計測結果などを参考にして、災害対策本部長が発令します。
※警戒レベルと警戒レベル相当情報の違い
警戒レベル(避難情報)…各自治体が発令する避難を促す情報。
警戒レベル相当情報… 気象庁が発表する、住民が自ら行動をとる際に判断の参考となる防災気象情報。
◆市の防災対策「3つの助」
◇公助/公的機関が守る
消防団による操法大会の実施
10月15日にヒロサワ運動公園(筑西市)で、第74回茨城県消防ポンプ操法競技大会県西地区大会が開催されました。同大会は機械器具の取り扱いや操作の基本について、技術を競う大会です。
地域に密着し活動する消防団員は、災害時には消火・警戒など、迅速かつ安全に活動できるよう定期的に訓練に取り組み、市民の生命財産を守るために活動しています。
随時、団員を募集しています。一緒に地域を守りませんか。
◇共助/自分の地域はみんなで守る
地区防災組織防災訓練の実施
学校を中心とした周辺行政区において、区長を会長および役員とした地区防災組織が結成されています。
地区防災組織では、年間計画を立て、避難訓練やHUG(避難所運営ゲーム)を実施しています。コロナ禍が落ち着きを見せ、訓練への意欲が増したことで、多くの地区で訓練を実施しています。
今後も訓練を重ねることで、近隣の助け合いによる被害軽減が期待されます。
◇自助/自分の命は自分で守る
未来に向け地域防災の担い手を育成
市内の小・中・義務教育学校を対象に、防災出前授業を実施しています。
この授業は、自らの安全を守る能力を幼い頃から継続的に育成し、防災情報に関心を持ち、災害時に効率的な避難や支援ができるようになることを目的としています。
ハザードマップで自分の住んでいる地域を確認したり、どんな災害があるのか、日常と被災生活の違いなど、実際に見て考える時間を通して、児童生徒一人ひとりの防災知識の向上を図っていきます。
◆防災行政無線のお知らせ
防災行政無線の放送内容は、電話で聞くことができます。この機会にご確認ください。
【電話】0120-504-115(通話料無料・固定電話)
なお、防災行政無線の戸別受信機のアナログ放送は、令和7年冬頃をもって終了になります。
◆スマートフォン専用防災アプリ「さくらがわ防災」
防災行政無線で放送されている内容をアプリで確認することができます。
1.QRコードを読み取ります
2.Andoroidの方はをクリック
iOSの方はをクリック
3.必要な情報を入力して完了!
◆全国の防災情報も入手し防災力UP
市は、ヤフー株式会社と「災害に係る情報発信等に関する協定」を締結しています。この協定は災害時にアプリを通して必要な情報を迅速に提供する事を目的としています。
問合先:防災課
(【電話】58-5111・75-3111代表)
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