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令和5年度全国学力・学習状況調査の結果(1)

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茨城県桜川市

実施日:令和5年4月18日
市内小・中・義務教育学校の結果をお知らせします。なお、この調査の目的や、調査結果は学力の特定の一部分であり、学校における教育活動の一側面です。

◆調査の目的
◎義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る。
◎学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善などに役立てる。
◎この取り組みを通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立す

◆調査の内容
◎教科に関する調査(国語、算数・数学、英語)
・次の(1)と(2)を一体的に出題。
(1)主として「知識」に関する問題
(2)主として「活用」に関する問題
◎質問紙調査
学習意欲、学習方法、学習環境、生活の諸側面などに関する質問紙調査を実施。

◆小学校・義務教育学校(前期課程)
対象:市内小学校第6学年、義務教育学校第6学年(前期課程)
調査人数:287人
調査内容:国語、算数、質問紙

◇小学校国語では
「言葉の特徴や使い方に関する事項」「話すこと・聞くこと」の内容に成果が見られました。
◎成果が見られた問題
・送り仮名に注意して、漢字を文の中で正しく使うことができるかをみる問題
・目的を意識して、中心となる語や文を見付けて要約することができるかを見る問題
◎課題が見られた問題
・図表やグラフなどを用いて、自分の考えが伝わるように書き表し方を工夫することができるかを見る問題
◎今後の対応
伝えたいことを明確にし、分かりやすく伝えるためには、どのような図表やグラフを用いるとよいか考えられるようにします。また、それぞれの図表やグラフの特徴や優れている点などについて、他教科などと関連した指導を取り入れます。

◇小学校算数では
「データの活用」「変化と関係」の領域の内容で成果が見られました。「図形」の内容にやや課題が見られました。
◎成果が見られた問題
・二つのグラフを読み、見いだした違いを言葉と数を用いて記述できるか見る問題
◎課題が見られた問題
・正三角形の意味や性質について、理解しているか見る問題
・百分率で表された割合について、理解しているか見る問題
◎今後の対応
テープや折り紙など具体物を操作する活動を通して、図形の性質についての理解を深めます。また、割合から具体的な数量を求める活動を通して、基準量と比較量を捉えられるようにします。

◇児童質問紙では
「ICTを活用した学習状況」に成果が見られました。
◎成果が見られた項目
・友達と意見を交換する場面や、自分の考えを発表する場面で、ICT機器を使用している。
◎課題が見られた項目
・学校の授業時間以外に、普段、1日あたりどれくらいの時間、勉強をしますかの部分で、やや課題が見られました。

◇学校質問紙では
「言語活動について国語科を要としつつ、各教科等の特質に応じて学校全体を通して取り組んでいる」に成果が見られました。

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