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令和5年度全国学力・学習状況調査の結果(2)

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茨城県桜川市

◆中学校・義務教育学校(後期課程)
対象:市内中学校第3学年、義務教育学校第9学年(後期課程)
調査人数:297人
調査内容:国語、数学、英語、質問紙

◇中学校国語では
「話すこと・聞くこと」「我が国の言語文化に関する事項」について成果が見られました。「書くこと」「情報の扱い方に関する事項」にはやや課題が見られました。
◎成果が見られた問題
・聞き取ったことを基に、目的に沿って自分の考えをまとめることができるかを見る問題
◎課題が見られた問題
・読み手の立場に立って、叙述の仕方などを確かめて、文章を整えることができるかを見る問題
◎今後の対応
描いた文章を推敲する際、伝えようとすることが伝わるように、読み手の立場に立って表記や語句の用法、叙述の仕方などを確かめて文章を整える活動を取り入れます。

◇中学校数学では
「図形」「データ活用」の領域で課題が見られました。
◎成果が見られた問題
・問題場面における考察の対象を明確に捉えることができるかをみる問題
◎課題が見られた問題
・「図形」の領域において、空間における平面が同一直線上にない三点で決定されることを理解しているかをみる問題
・四分位範囲を理解しているかを見る問題
◎今後の対応
空間における平面が一つに決まるときの条件について、観察や操作などの活動を通して、実感を伴いながら理解できるような活動を取り入れます。また、複数の集団のデータを箱ひげ図から読み取る活動を通して、四分位範囲の意味と必要性を理解できるようにします。

◇中学校英語では
「読むこと」では、一定の成果が見られ「聞くこと・書くこと」には課題が見られました。
「話すこと」については、やり取り・発表に関して課題が見られました。
◎成果が見られた問題
・「事実・情報を伝える」と「考えや意図を伝える」という言語の働きを理解し、事実と考えを区別して読むことができるかを見る問題
◎課題が見られた問題
・日常的な問題について、自分の考えなどを整理し、まとまりのある文章を書くことができるかを見る問題
・社会的な話題に関して聞いたことについて、考えとその理由を話すことができるかを見る問題
◎今後の対応
テーマについて事実や考えを整理し、まとまりのある文章を書く言語活動を行う学習場面を設定します。
「話すこと」については、内容を口頭で要約して伝えたり、自分が一番印象に残った内容や興味をもった情報を伝えたりする言語活動の設定をします。また、読んだことについて話す活動など、さまざまな形で複数の領域を統合した学習活動の場面を設定していきます。

◇生徒質問紙では
「ICTを活用した学習状況」や「学校生活をよくするために学級活動で話合い、互いの意見のよさを生かしている」に成果が見られました。
◎成果が見られた項目
・学校の授業時間以外に、普段(月曜日から金曜日)、1日あたりどれくらいの時間、PC・タブレットなどのICT機器を勉強のために使っているか。
◎課題が見られた項目
・地域や社会をよくするために、何かしてみたいと思いますか。
◎今後の対応
総合的な学習の時間や特別活動の充実を図り、積極的に社会に参画していこうという意欲を高めていきます。

◇学校質問紙では
「令和4年度全国学力・学習状況調査結果を活用し、学校全体で教育活動を改善するために活用しましたか。」の項目で成果が見られました。

問合先:教育指導課
(【電話】58-5111・75-3111代表)

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