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歴史資料館だよりNo.104

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茨城県桜川市

◆2つの企画展が開催中!
◇第14回企画展 桜川市内の遺跡II―辰海道遺跡―
道路拡張工事に伴う発掘調査が始まった辰海道遺跡。新しい発見が期待されますが、今回は平成13年~15年の桜川筑西IC部分の調査で分かったことから、遺跡の内容を紹介しています。
同遺跡からは、弥生時代後期から平安時代の長きにわたり営まれた大規模な集落や、他に県内でも数少ない豪族居館も発見されました。奈良時代には鉄生産や紡績などの手工業が発展するなど、当時の様子を知ることができる貴重な遺跡です。
催事:ギャラリートーク(学芸員による展示の解説)
日時:
(1)2月24日(土)
(2)3月24日(日)
(3)4月24日(水)
(4)5月5日(日)
各回14時から30分程度
定員:各回15名(先着順)
申込期限:各回前日まで
申込方法・問合先:ホームページをご覧ください。

◇ミニ展示 史跡真壁城跡令和5年度出土品展
今年度も、史跡整備のための発掘調査が行われた真壁城跡から出土した品々を展示します。企画展と一緒にご覧ください。
期間:5月6日(月)まで9時~16時30分(休館:月曜日、祝日の翌日)
費用:無料
会場:真壁伝承館

◆鴨鳥五所神社の内陣の扉絵
鴨鳥五所神社本殿(大泉地区)の保存修理工事が完了し、建物の傾きや腐朽部分などの問題点が解消されると同時に、現代に伝えられた多くの部材を、伝統的な工法で後世に残すことができました。修理調査で新発見も相次ぎ、鴨鳥五所神社の歴史的価値が高まりました。
今回は、普段見られない本殿の内陣、神様が鎮座する部屋の扉の内側をご紹介します。
扉を閉めて内側から見ると左右の絵がつながるので、神様が見る形です。中央を除く四室の扉には、弓や扇を持った随身や琵琶を持つ弁財天が色鮮やかに描かれています。
年代などはこれから調査を進めますが、扉の内側を想像しながら参拝してみてください。

問合せ:教育委員会文化財課文化財グループ
(【電話】58-5111・75-3111代表)

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