■令和6年度 水戸市の予算
令和6年度当初予算は、「第7次総合計画の着実な推進」と「水戸の未来を支える持続可能な財政基盤の確立」の2つの基本方針のもと、予算編成を行いました。
特に、将来にわたる水戸の成長と発展の原動力となる、人づくりの視点から重点的な財源配分を行った、こども・子育て支援と教育分野に力を入れていきます。
また、行政のデジタル化やゼロカーボン・エコシティの実現に向けた取組を推進するとともに、まちなかのさらなる活性化を図りながら、企業立地の促進や中小企業の成長支援など、地域経済の発展に資する施策を積極的に展開していきます。
◆市の会計
地方公共団体の会計には、一般会計、特別会計、公営企業会計があります。
◇一般会計
教育や福祉などの市民サービスのほか、公共施設の維持管理、道路など生活基盤の整備等、市の基本的な行政運営の経費を経理します。
◇特別会計、公営企業会計
特定の事業を行うために目的別に会計を設け、個別に経理して、受益と負担の関係を明らかにしています。
◆予算総額
2,048億2,230万(前年度比1.0%増)
一般会計:1,198億2,500万円(前年度比2.0%増)
特別会計:541億5,090万円(前年度比0.3%減)
公営企業会計:308億4,640万円(前年度比0.7%減)
◇各会計の予算と前年度との比較
(単位:千円、%)
◇一般会計の歳入
◇用語の解説 歳入
市税:市民税(個人・法人)や固定資産税など
国庫支出金:特定の事業に対する国からの負担金や補助金など
市債:国や銀行などからの借入金
地方交付税:一定水準の行政サービスを提供できるように、国から配分される交付金
県支出金:特定の事業に対する県からの負担金や補助金など
地方消費税交付金:地方消費税を財源として、人口などに応じて配分される交付金
諸収入:休日夜間緊急診療収入や清掃工場の売電収入など、ほかの歳出科目に該当しない収入
その他:分担金及び負担金、使用料及び手数料、繰入金など
◇一般会計の歳出
◇用語の解説 歳出
民生費:社会保障費や福祉施設の整備運営などの経費
土木費:道路、公園、市営住宅などの整備や維持管理経費
教育費:小・中学校の整備運営や、生涯学習、スポーツ振興などの経費
公債費:公共施設の整備などの財源として借入れた市債の返済経費
総務費:市の行政運営、市民センター、防災対策、収税、選挙などの経費
衛生費:保健所の運営、健康診査や予防接種、ごみの収集・処理などの経費
消防費:消火や救急などの経費
その他:議会費、労働費、農林水産業費、商工費など
次のページでは、令和6年度当初予算の主な事業を部門別に紹介します。
問合せ:財政課
【電話】232-9131
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