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お知らせ/「相互に支えあい、優しさと心が通いあう地域づくり」を目指して

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茨城県笠間市

超高齢社会を迎えた現在の日本では、団塊の世代が75歳以上となる令和7(2025)年、団塊ジュニア世代が65歳以上となる令和22(2040)年に向け、総人口および現役世代人口が減少する一方、高齢者人口はほぼ横ばいとなっており、特に、介護ニーズの高まる85歳以上人口が急速に増加することが見込まれています。
そのような状況のなか、令和6年度から8年度を計画期間とする「高齢者福祉計画・介護保険事業計画(第9期)」を策定しましたので、その概要をお知らせします。

笠間市の高齢者(65歳以上)人口は、令和8年には24,256人(高齢化率33.9%)に達し、そのうち、75歳以上は13,877人と、令和5年に比べ約1,200人増加することが見込まれます。
特に、介護サービスの利用が増える85歳以上の人口の増加に伴い、要支援・要介護認定者数も増加が見込まれ、令和8年度には、認定者は4,415人となり、第1号被保険者(65歳以上)の認定率は17.8%になると想定されます。
今期の計画では、「相互に支えあい、優しさと心が通いあう地域づくり」を基本理念に、「地域共生社会」の実現に向け、高齢者がいつまでも住み慣れた地域で、いきいきと生活を続けられるよう、地域における自主的な活動を促進するとともに、高齢者の社会参加をはじめ、生きがいづくりや健康づくり、介護予防、認知症予防のほか、関係機関と連携した見守り体制の強化などに重点を置いて取り組んでいきます。

■介護保険の費用
要支援・要介護認定者の増加に伴い、介護給付費のほか、地域支援事業によるサービスの提供費用なども増加し、介護保険制度の運営には、1年間で約77億円が必要になると見込まれます。


※端数処理の関係により合計の数字が合わないものがあります。

■基本目標と取り組みの例
基本理念を実現するため、6つの基本目標を定めて各種事業に取り組みます。

▽目標1.社会参加・生きがいづくりの推進
・高齢者クラブ
・コミュニティサロン
・ボランティア活動
・生涯学習やスポーツ
・シルバー人材センター

▽目標2.健康づくりと介護予防の推進
・シルバーリハビリ体操
・スクエアステップ
・いきいき通所
・ふれあいサロン

▽目標3.地域包括ケアシステムの深化
・地域包括支援センターの総合相談
・成年後見制度利用促進支援
・民間事業所などによる見守りネットワーク

▽目標4.認知症施策の推進
・認知症サポーター養成
・認知症相談会
・認知症予防教室
・行方不明高齢者等SOSネットワーク

▽目標5.在宅における医療と介護の連携と支援の推進
・在宅医療や介護に関する相談
・エンディングノートの普及啓発
・介護用品購入券の支給

▽目標6.持続可能で質の高い介護サービスの充実
・介護人材の確保
・サービス事業所の事務効率化
・介護給付等費用の適正化(ケアプラン点検など)

計画書全編は、本紙右の二次元コードから、または市立図書館で閲覧できます。

問合せ:
高齢福祉課【電話】内線175
地域包括支援センター【電話】内線166

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