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自治体の皆さまへ

Sustaina KASAMA

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茨城県笠間市

このコーナーでは、市の環境に関する取り組みや、くらしに役立つ情報を紹介します。
Sustaina(サステナ)には、「持続可能な~」という意味を込めています。

■脱炭素社会の実現に向けた計画を策定しました
令和6年3月、2050年カーボンニュートラルに向けて、市民、事業者、来訪者、市などの各主体が連携し、脱炭素社会を早期に実現することを目的に「笠間市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」を策定しました。
今回は、本市が目指す将来像と基本目標など、計画の一部をご紹介します。

▽本市が目指す将来像
豊かな自然との共生 水と緑の里 かさま

▽温室効果ガス削減を推進する「4つの基本目標」
1.再エネ導入促進
・公共施設への太陽光発電設備の導入
・事業所や住宅へ再生可能エネルギーの導入促進
・遊休農地と農村地域にソーラーシェアリング

2.省エネ取組推進
・環境省「デコ活」国民運動の推進
・ZEH・ZEBの推進(※)
・クリーンエネルギー自動車の普及

3.持続可能なまちづくり
・災害時にも使える再生可能エネルギーの実装(EV導入と合わせたV2Hの普及促進)
・地域活性化を実現する新しい公共交通の検討

4.循環経済の推進

出典:令和3年度環境・循環型社会・生物多様性白書
・プラスチックにかかわる資源循環の推進
・ワンウェイプラスチックごみの削減農業
・畜産・食品残渣(ざんさ)からの資源循環

※ZEH・ZEBとは…「ZEH(ゼッチ)」はネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称で、「ZEB(ゼブ)」はネット・ゼロ・エネルギー・ビルの略称。高断熱・高気密化、高効率空調設備などを導入し高度な省エネと快適な室内環境を実現しながら、太陽光発電を同時に行う事で、年間で消費する正味エネルギー量がおおむねゼロ以下になる住宅・建物のこと。
温室効果ガスの削減だけでなく、既に生じている気候変動による影響に適応していくことも重要であるため、本計画は、気候変動適応計画と一体的な計画として策定しています。

▽気候変動への適応についての主な対策
1.農業・林業・水産業
・気候変動に強い品種の導入推進
・排水路、ため池・排水機場の強靭化
・災害に強いビニールハウス等の普及

2.水環境・水資源
・渇水の情報発信と節水の呼びかけ
・水の重要性についての普及啓発

3.自然生態系
・気候変動に適応する環境保全の推進
・生態系と動植物などの変化の把握
・高温や降水量増加の影響への対策

4.自然災害
・防災計画の啓発・推進
・雨水排水・下水道計画の見直し
・盛土行為への適切な対応

5.健康
・気候情報および暑さ指数(WBGT)の提供、注意喚起
・熱中症の予防・対処法の普及啓発

6.市民生活・都市生活
・防災レジリエンスを基盤としたまちづくりの推進
・環境保全に配慮した地場産業の推進

市民、事業者、来訪者、行政がそれぞれ主体的に取り組むことで、子どもたちや将来により良い環境が継承されます。皆さんのご理解ご協力をお願いします。計画書全編は本紙右の二次元コードからご覧いただけます。

問合せ:環境政策課
【電話】内線125

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