■駆除にご協力をお願いします
▼オオキンケイギクとは
例年5月から7月にかけて、きれいな黄色い花を咲かせ、道路沿いや庭先、空き地などで生息が確認されています。非常に強い繁殖力のため、在来種を駆逐してしまう恐れがあり、平成18年2月に特定外来生物の指定を受けていて、外来生物法により栽培、保管、運搬、輸入、野外へ放つ、植える、種子をまくなどの行為が禁止されています。違反すると、罰則が科せられますので、ご注意ください。
▼オオキンケイギクの特徴
・高さ30センチメートルから70センチメートルの多年草
・開花時期は5月から7月頃で、根元から束状に多数生えている
・葉は、細長いやりのような形をしている
・花の中心はオレンジ色で、黄色の舌状花の先が4~5つに裂けている
▼駆除の方法
(1)開花時期に根を残さず抜き取る
(2)1週間ほど袋に入れて枯らす(枯れる前の移動は運搬にあたるため、禁止されています)
(3)種子の飛散を防ぐため袋の口を密閉し、燃えるごみとして廃棄する
(4)翌年以降も生えてきた場合は、(1)~(3)を繰り返し行う
以上を粘り強く行っていただくことが、在来種への影響を防ぐことにつながります。
●オオキンケイギクに似ている植物
ブタナ(タンポポモドキ)
同時期に咲く類似の花。花は、タンポポにそっくりで、葉には、ふぞろいの波形のぎざぎざがある。
オオキンケイギクに似ているその他の植物の写真等を、以下のサイトから見ることができます。
・環境省外来生物法のページ
【HP】http://www.env.go.jp/nature/intro/
・九州地方環境事務所外来生物対策のページ
【HP】https://kyushu.env.go.jp/wildlife/mat/m_2_3.html
問合せ:環境課(北浦庁舎)
【電話】0291-35-2111
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