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第2期国民健康保険保健事業総合計画(令和6年度~令和11年度)(1)

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茨城県行方市

本計画は、行方市国民健康保険の医療費等の状況から推測する健康課題を解決し、市民が生活習慣病を重症化することなく、元気にいきいきと自立して暮らすために実施する保健事業を定めるものです。
以降、本市国民健康保険加入者の状況をお知らせします。

(1)行方市の現状
▼平均余命・平均自立期間
平均余命と平均自立期間は、男女とも国や県より短い状況です。
この平均余命と平均自立期間の差の期間は「要介護」状態の期間となります。行方市では、男性で1・2年、女性で2・7年の差があります。

▼死亡の状況
行方市の死因は「がん」が24・4%と最も多く、次いで「心疾患」「脳血管疾患」となっています。標準化死亡比(※)が高い疾患を見ると、男女共に急性心筋梗塞、脳血管疾患、脳梗塞、肺炎による死亡が、全国に比べて多く、特に急性心筋梗塞は、全国の2倍以上となっています。
また、死因の状況をみると、脳疾患による死亡の割合が県や同規模市町村と比べて高い状況です。
※標準化死亡比:人口構成の影響(高齢化率など)を除外した場合に死亡率が全国の何倍であるかを意味している。

平成28年から令和2年までの行方市の死因割合

▼医療費の状況
大分類別の医療費の割合をみると「新生物」「循環器系の疾患」「内分泌、栄養および代謝疾患」が高い割合を占めています。
また、男女別に医療費をみると、男性は50代前半から、女性では50代半ばから急激に医療費が上がっています。

大分類別医療費

性別・年代別医療費

透析患者数は減少傾向にありますが、新規透析患者数は横ばいの状況です。
また、透析患者の原因疾患の6割は、糖尿病性腎症です。


【出典】国保連からの提供データ


【出典】KDBCSV2次加工ツールにて作成(令和4年6月~令和5年5月):厚労省様式3-7★NO.19人工透析患者(長期化する疾患)(令和4年5月診療分)

▼介護の状況
要介護または要支援の認定を受けた人の有病割合をみると「心臓病」が最も高く、次いで「高血圧症」、「筋・骨格関連疾患」となっています

要介護・要支援認定者の有病状況

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