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自治体の皆さまへ

「いざ」というときに備えて(1)

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茨城県行方市

9月1日は防災の日。防災用品はそろえるだけではなく「いざ」というときに使えなくてはいけません。キャンプなどで実際に防災用品を使うことで「いざ」というときに慌てないようにしましょう。

9月1日は防災の日。激甚化する現代の災害に備えるために、日ごろから準備を行うようにしましょう。
近年、地震や台風などの自然災害が増加し、私たちの生活に大きな影響を与えています。特に災害発生時には、準備が不足していると多くの困難に直面することになります。防災意識を高めるためには、日常生活での知識とスキルが重要です。その一環として注目されているのがキャンプです。キャンプは自然の中での生活を体験することで、限られた資源を効率よく使う知恵やスキルを身につける絶好の機会です。これらのスキルは、災害時にも役立ちます。
今回は、防災とキャンプの関係について紹介し、住民の皆さんがいざという時に備えるための情報を提供します。キャンプの知識を日常生活に取り入れ、防災意識を高めることで、安全で安心な生活を送りましょう。「いざ」というときに備えて9月1日は防災の日。防災用品はそろえるだけではなく「いざ」というときに使えなくてはいけません。キャンプなどで実際に防災用品を使うことで「いざ」というときに慌てないようにしましょう。

行方市防災士連絡会 会長 根本忠雄さん

◆防災とキャンプの関連性
キャンプ用品は、防災グッズとして非常に有用です。まず、寝袋は、寒さをしのぐために役立ちます。避難所や自宅外での生活が必要な場合でも、寝袋があれば快適に過ごせます。次に、ポータブルバッテリーは、スマートフォンやライトの電源として活用できます。災害時には、通信手段や照明を確保するために欠かせません。また、キャンプ用のLEDライトやヘッドライトは、省エネで長時間使用可能です。さらに、調理器具やポータブルストーブも、非常時に温かい食事を作るために便利です。
キャンプ用品を防災グッズとして準備しておくことで、非常時に迅速かつ効果的に対応できるようになります。日常的にキャンプ用品を活用し、防災意識を高めましょう。

◇災害の備えに必要なもの(一例)
・キャンドル
キャンプや停電時に、手軽に使える明かりです。長く使え、心の安らぎにも役立ちます。
・ジッパーバッグ
防災時に衣類や小物を整理して保管できる便利なアイテムです。防水性が高く、汚れや湿気から大切なものを守りつつ、コンパクトに収納できます。
・カセットコンロ
非常時に温かい食事を手軽に準備できるアイテムです。持ち運びしやすく、簡単に使えるので安心です。
・保存食
長期間保存できる非常食で、災害時の食料をしっかり備蓄できます。栄養バランスも良く、健康維持に役立ちます。
・カトラリー(スプーン、フォーク)
避難時でも快適に食事ができる、軽くて丈夫な食器です。長期使用にも耐え、非常時の生活を支えます。
・ウォータータンク 飲料水
非常時に必要な飲料水を安全に運べるアイテムです。軽くて持ち運びがしやすく、災害時に安心です。
・ウエットティッシュ
水がなくても手軽に清潔を保てる便利なアイテムです。感染予防にも役立ち、非常時には欠かせません。

・ランタンライト
停電や夜間の作業時に、手に持って自由に使える頼れるライトです。軽量で長時間使えるので、非常時でも安心です。
・防水ウェア(上下)
雨や風をしのぎ、悪天候でも避難活動を快適にサポートします。寒い日にも役立つので、備えておきたい一品です。
・テント
屋外での避難時に、すぐに設置できるシェルターとして活用できます。風雨から守り、安全なスペースを確保します。
・キャンプ用チェア・テーブル
避難所や野外で、快適に座ったり食事したりできるセットです。持ち運びも簡単で、避難生活を快適にします。
・寝袋 アルミロールマット
寒い夜でも暖かく眠れる寝具セットです。避難所や屋外での睡眠時に、快適な休息を提供します。
・室内履き
避難所や屋内で足元を清潔に保ち、リラックスできるアイテムです。長時間履いても疲れにくいのが特長です。

キャンプ用品に加え、救急用具・ヘルメットも備えると安心です。

※詳しくは本紙をご覧ください。

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