文字サイズ
自治体の皆さまへ

【特集】自分らしい生活を求めて~Uターン・Iターンの実現へ~(1)

2/16

長崎県

■U・Iターン者と一緒に地域を元気に
県では、地域の活性化につなげるため、U・Iターン者を呼び込む移住促進の取り組みを進めています。
近年、転職や子育てを機に、ふるさとへUターンする働き盛り世代が増えているほか、働く場所を限定しないリモートワークなどの多様な働き方が急速に普及したこともU・Iターンを後押しする要因となり、本県への移住者は増加傾向で推移しています。
U・Iターン者の増加は、地域の産業の担い手確保やコミュニティの維持・活性化、新たな魅力の発掘など、地域が活気を取り戻すためのきっかけになっています。
活力ある長崎県づくりのため、この特集の情報を県外にお住まいのご家族・ご友人へぜひお知らせください。ご協力よろしくお願いします。

■U・Iターンの先輩へのインタビュー
先輩移住者に移住したきっかけや移住後の暮らしについて伺いました。また、長崎県移住支援公式ウェブサイト「ながさき移住ナビ」では、先輩移住者の働き方やライフスタイルを紹介しています。先輩移住者のさまざまな暮らしを見て、長崎県へのU・Iターンを考えてみませんか。

◇理想の子育て環境を求めてUターン
清川莉歩さん
五島市在住1年
福岡市で看護師として働いていた清川さんは、子どもに合った子育て環境を求めて、五島市へUターンされました。
現在は、社会福祉協議会で看護師として勤務しており、職場では、子どもの学校行事や体調に合わせて柔軟に勤務時間を調整することができ、子育てを優先できる環境が整っているとのことです。
休日は、海が大好きな子どもと一緒に海水浴場で遊ぶなど、自然豊かな環境の中で、充実した時間を過ごせていることに喜びを感じているそうです。
「五島は自然が豊かで、子育てしやすい環境が整っており、地域の方々も温かく移住者を受け入れてくれます。子育てに悩んでいる方や、自然の中でゆっくり過ごしたい方にはおすすめです」と語ってくれました。

◇漁業体験を経てIターン
松村信宏さん
平戸市在住2年8カ月
香川県出身で、会社員として働いていた松村さん。
自然豊かな環境で伸び伸びと子育てがしたいと考えるようになり、県が主催する移住相談会へ参加。もともと海や魚が好きで漁業に興味があったことから、平戸市舘浦漁協で定置網漁業を1週間体験し、漁師になることを決心されました。
妻と2人の子どもと一緒に平戸市へ移住し、舘浦漁協の自営定置網漁業に就業中です。
「田舎への移住をイメージして来ましたが、さほど生活に不便を感じることはありません。また、漁業については、夏は暑く冬は寒いため、作業が辛いと感じることもありますが、自分の頑張りがそのまま成果につながることが実感できる職業です」と熱く語ってくれました。

◇オンライン試験がきっかけでIターン
永井勇輝さん
大村市在住1年4カ月
岐阜県出身で、神奈川県の小学校で教員として勤務していた永井さん。
他県勤務者対象の教員採用オンライン試験を受験し、妻の地元である大村市へIターンされました。
「里帰りなどで毎年大村市に来ていたのですが、実際に住んでみてこれまでは気付かなかった良さにも触れることができ、人の温かさや生活のしやすさを感じています。また、妻の両親の支援もあり家庭と仕事の両立ができ、豊かな自然の中で子育てできることをうれしく感じています」と永井さん。
今後は、家族で登山やキャンプを楽しみ、カヌーにも挑戦してみたいそうです。「いろいろな経験を通して、長崎の魅力を子どもたちに伝えて、長崎を愛する心を育むことができれば」と笑顔で語ってくれました。

◇魅力発信の一助になれればとIターン
羽鳥英直さん
長崎市在住4カ月
東京都出身で、百貨店や陸上競技場などでイベントの企画や運営の仕事をしていた羽鳥さん。
百貨店時代に長崎の人たちと仕事をする機会があり、人の実直さ、多種多様なものを受け入れ融合させる文化に魅力を感じていたそうです。100年に一度の変革期といわれるタイミングで、長崎の魅力を発信する一助になれればと、長崎市内の商業施設の運営会社に転職。
「妻が東京で仕事をしているため、単身赴任状態ですが、妻の仕事を長崎でも継続できるように調整して、半年後には夫婦で長崎に住みたいと考えています」と羽鳥さん。
移住して良かったことを尋ねると「食べ物がおいしい。時間に余裕ができる。これに尽きます。東京では感じられないことがたくさんあり、これからも長崎だからこそ体感できることを精一杯楽しみたいです」と語ってくれました。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU