■Vol.29 環境価値を持った電力
化石燃料から発電した電気は、電気としての価値しかありません。しかし、再生可能エネルギーから発電した電気には、CO2を排出せずに作られたという付加価値が加わっています。これが「環境価値」です。つまり、「環境価値」を持つ電力を使用することは、環境対策に貢献していることにつながります。
▽五島市では?
市では浮体式洋上風力発電、陸上風力発電、太陽光発電、潮流発電(実証段階)が行われています。これらは全て再生可能エネルギーとなり、「環境価値」を持っています。
地球温暖化を抑制するためには、この「環境価値」を持つ電気を使用することが重要です。五島市ではいずれ再エネ電力自給率が100%を超える見通しのため、島内で生み出された電気(「環境価値」を持つ電気)を使用することで、市のゼロカーボンシティの実現に大きく貢献することができます。
次回9月号は「再エネ電力メニューへの切り替え」
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