■平和なくしてSDGsは達成できず 9月21日は国際平和デー
9月21日は、国連で定められた「国際平和デー」です。国連は「世界の停戦と非暴力の日」として「平和の鐘」を鳴らしながら、すべての国と人々に敵対行為をやめるように呼び掛けています。長崎では平和への願いを込め「長崎の鐘」が鳴り響きます。
世界各地では、紛争や暴力が絶えません。紛争の長期化は、地域の環境・社会・経済にも深刻な打撃を与えるだけでなく、食糧やエネルギー価格の高騰など、世界経済にも対馬の経済にも影響を及ぼします。
紛争は、土地や資源の奪い合い、宗教・民族や政治的信条の違い、差別などの複数の要因が複雑に絡み合って起きています。平和でなければ、環境・社会・経済に影響が出続け、世界も対馬も持続不可能になってしまいます。SDGsが掲げられた「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」の前文に「平和なくして持続可能な開発はあり得ず、持続可能な開発なくして平和もあり得ない」と謳われているように、平和はSDGs実現の大前提です。
今年の国際平和デーは「戦争は人間の心の中で始まるものであり、平和を守るものは人間の心に構築されなければならない」という考え(=平和の文化)を育むことがテーマとなっています。国際平和デーの機会に、平和のために何ができるのか考えてみましょう。
問い合わせ:SDGs推進課
【電話】0920-53-6111
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