このコーナーでは、島内でギバル団体を紹介します。
奈良尾小学校のお昼休み。大人と子供が会話するような賑やかな声がフロアに響いています。今回は、子どもたちへの読み聞かせを中心としたボランティアを続けている、ギバル団体「ぱる」さんをご紹介します。
Q:活動はいつから?
A:始まりは2003年、当時の奈良尾図書館の司書さんの勧めで小学校での読み聞かせをすることになり、二人で結成しました。最多時は十人、今は三人で活動しています。
Q:どんな活動を?
A:奈良尾小学校(統合前は岩瀬浦小学校)で毎月の「おはなし会(絵本の読み聞かせを中心に、エプロンシアターや紙芝居など)」を行うのが今の主な活動です。そのほか、町内の学校や施設・イベントなどで、読み聞かせや、メンバーがたくさんいたときは寸劇やダンスをしたりと、子供たちや高齢者の皆さんに笑ってもらったり、喜んでもらいたい一心で活動してきました。依頼があったところへは、ほぼ行ったと思います。
Q:活動の思い出は?
A:子育てをしながらの活動で、赤ちゃんだった三女を連れて小学校に行ったり、私が本を読む間はメンバーが抱っこしてくれたりと大変な時もありましたが、子供たちから寄せ書きやお手紙をもらったり、おはなし会以外の場所で会ったときに「ぱるさんだ!」と声をかけてもらったりするのがとても嬉しく、継続の力になっています。
Q:これからの夢は?
A:夢中で活動を続けているうちに二十年が経っていました。当初と変わらず楽しく、仲良く続けられています。次はどんな本を読もうかと考えたり探したりすることも自分たちの楽しみになっていて、活動ができるうちはこれからも続けていきたいと思っています!
■団体詳細 読み聞かせグループぱる
代表:竹内なおみ
「ぱる」は、英語のPALが由来で、本と友だちになろう、おはなしを通じて仲間になろう、という気持ちで名づけました。活動に興味のある方はお気軽にご連絡ください♪
「ギバル団体」は「こんなグループがいるよ「」あの人たちのこと知りたい!」そんな皆さんの声をもとに取材を進める予定です。
皆さまからの情報をお待ちしています。
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