波佐見中学校だより

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◆やきもの文化体験　1年生「総合的な学習の時間」
波佐見中学校では未来の自分を考えるきっかけとなるように「波佐見町のこと」「家族の仕事のこと」「波佐見町の産業のこと」を体系的に学ぶ「やきもの文化事業」を実施しています。
1年生は6月25日(火)に波佐見焼の特徴である分業の各工程を体育館に再現し、「機械ロクロ」「鋳込み」「圧力鋳込み」「手ロクロ」「石膏型成型」「絵付け」の実演見学及び体験をしました。波佐見町の伝統と技術に触れた生徒たちは「自分たちの知らないところでお皿がこのように作られていることを初めて知った」「作っている人に感謝して使いたい」「将来やきものに関われたら」といった感想を持ったようです。
また、7月8日(月)には、マグカップや皿のデザイン絵付けを行いました。デザインの構図を考えるために、観光協会のガイドの方の案内のもと近隣の陶器会社を訪問し、絵付けの様子や伝統的な柄、最近の流行のデザインなどについて見学しました。その後、学校に戻ってそれぞれ思い思いの作品を仕上げました。10月には、絵付けした作品を国の史跡である畑の原で焼成することになっています。
この事業は生徒にとって、より一層波佐見町のことを知るとともに将来の自分たちのことを考えるきっかけとなっています。
波佐見町教育委員会、波佐見焼振興会、窯業技術センター、波佐見町、観光協会、工業組合、商業組合、東彼商工会など、数多くの方々の御協力をいただいています。いつも本当にありがとうございます。