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[市民][事業者][ 行政]地域のみんなで考え、行動する「脱炭素社会」(4)

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長崎県西海市

▼始まっています。市役所のゼロカーボン推進
「西海市がめざす「2050ゼロカーボンシティ」へのチャレンジはすでに始まっています!」

▽江島沖で始まる新しいゼロカーボンモデル 西海市江島沖洋上風力発電の推進
国が2022(令和4)年12月28日に洋上風力発電事業を行う事業者を選定するための公募を開始し、国による審査や第三者委員会による評価を経て、2023(令和5)年12月13日に発電事業者(みらいえのしまコンソーシアム)が選定されました。発電の出力は最大42.0万kWとなり、28基の風車が建設される予定です。

▽カーボンニュートラルな地域づくりのインフラ 災害に強いカーボンニュートラルな地域づくり
2022(令和4)年1月に西海市と日産自動車などの10者は連携協定を締結し、災害時の避難所へのEV(電気自動車)派遣や庁舎への電力供給、公用車のEV化を推進しています。連携の概要は、次のとおりです。
1.電気自動車の普及 2.再生可能エネルギーの普及 3.災害時の支援

▽ゼロカーボンの貴重な資源である森林による木材の地産地消モデル 企業の森整備事業
2022(令和4)年10月にチューリッヒ保険会社および長崎県と連携協定を締結し、大瀬戸町雪浦地区で森林整備保全活動「チューリッヒの森」プロジェクトを開始しました。2026(令和8)年度までの5年間で、東京ドーム約7個分となる約34haを整備する計画です。

▽メタバースで貢献の見える化を実装 メタバースで見える化のプロジェクトが始動
ゼロカーボンシティ西海にむけてCO2削減の可視化や脱炭素行動の貢献の見える化をしつつ、メタバースでの学びの機会と連動し、市民のウェルビーイング向上の世界を創造します。

▽未来の子どもたちの学びと体験の機会 小中学校向けの取組
2023(令和5)年9月から市内の7つの小中学校で「小中学校向け出前講座」を行っています。脱炭素の理解促進や西海市内の企業による脱炭素活動、再生可能エネルギーやデジタルを活用した事例を紹介しています。

▽企業活動の脱炭素化の支援とその成長を促す 2022 ZERO CARBON WEEK/2023 ZERO CARBON DAY
2022(令和4)年11月に、カーボンニュートラルの啓発と情報発信を目的としたイベントとして「2022 ZERO CARBON WEEK」を3日間開催しました。2023(令和5)年は1日に集約し、「チーム西海の一体感!グルーヴ感」をコンセプトとした「2023 ZERO CARBON DAY」を開催しました。

▽脱炭素化を支援し、生活の質の向上をめざす CO2フリー電気の供給
2022(令和4)年4月から西海市役所本庁など29施設を、地域商社の(株)西海クリエイティブカンパニーから長崎県産のCO2フリー電気を調達し、ゼロカーボンの電気の供給を開始しました。西海市が先頭をきってCO2フリーの電気を使用することで、脱炭素社会の実現を積極的に進めていきます。

◇脱炭素社会への対応を学ぶ【出前講座】
〈受講した子どもたちの感想〉
・私たちが暮らしている西海市で色々な取り組みをされていることがこの講座でよくわかりました。講座で教えてもらったことを今からの生活に活かしていきたいです(西彼北小5年生)
・地球が温暖化しないために自分たちができることを積極的に取り組んでいきたいです(大串小6年生)
・脱炭素への取り組みや環境を守っていくことについて考えることができました(大瀬戸中1年生)
・環境問題を解決するためには、まず自分たちが今の状態について知ることが大切なのだとわかりました。私は環境問題を解決するために、今の問題を知り、その問題にしっかり向き合って、どのようにすれば解決するのかを考えていきたいです(西海中3年生)
・二酸化炭素をゼロにすることはとてもむずかしいことだと改めて感じた。少しでも減るように工夫をしていきたい(江島中3年生)

※一部抜粋

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